透明な虫かごは、横から何を見たいかで選ぼう
虫の脚やお腹、歩く様子を親子で見たいなら、透明な側面が広く、目の高さに置いてのぞけるケースがおすすめです。迷ったら、使う場面を思い浮かべてみてください。机やベンチに置いて親子で見るなら、箱型のクリーンケースSS。子どもが持ち歩くなら、肩ひも付きの虫とりこぞう SD-200。小さな部分を拡大したいなら、レンズ付きのYuLago。
捕まえたときには上からしか見えなかった虫も、横から眺めると姿が変わります。「後ろの脚が長い」「触角をずっと動かしている」。子どもが見つけた部分を、大人も同じ高さでのぞけます。
透明な観察ケース3種類を、見え方で比較
先に見るのは「向いている使い方」の列です。気になった一つを、残りの列で確かめられます。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| ケース | 見るときの特徴 | 向いている使い方 | 選ぶ前に知りたい点 |
|---|---|---|---|
| 三晃商会 クリーンケースSS | 透明な面を通して横から眺められる箱型 | 親子で机やベンチを囲み、全身や動きを見る | 肩ひもはなし。親が持ち運び、置いて使う |
| アイリスオーヤマ 虫とりこぞう SD-200 | 横から見られ、ふたには開け閉めする観察窓がある | 子どもが持ち歩き、捕まえた虫をその都度のぞく | 観察窓は拡大レンズではない。ふた全体のはまり方も試す |
| YuLago 拡大鏡付き観察ケース3点セット | レンズ越しに小さな部分をのぞける | 小さな虫を一人ずつ順番に見て楽しむ | ケースは小型。大きな虫や翅を広げた姿を見る用途とは分ける |
商品写真では、色の付いたふたやシールだけでなく、虫を見る面にどれくらい透明な部分があるかを見てください。透明度の順位は写真だけでは決められませんが、面の広さや丸み、持ち手の位置は比べられます。
横からじっくり見るなら、クリーンケースSS
三晃商会のクリーンケースSSは、外寸が幅185×奥行110×高さ150mmの昆虫用ケースです。透明な天ぶたと側面があり、ふたには小さな通気孔、横にはロックが付いています。メーカーの仕様
おすすめ商品 · 観察ケース
フタに通気孔がある透明ケース。保護者が運び、日陰で短く観察する用途に。リュックに入れるときは虫を出してからにします。
机へ置き、子どもが横からのぞく使い方に向いています。親も向かい側から見られるので、「今、どこを見ている?」と同じ虫の違う部分を探せます。
SSはこのシリーズで最小のサイズです。広いケースならどんな虫でも入れられるとは考えず、虫の体や翅が壁へ当たらず、動く様子を見られる広さかで選びます。肩ひもがないため、子どもがぶら下げて歩く用途より、親が運んで観察する場所へ置く用途が合います。
自分で持ち歩くなら、虫とりこぞう SD-200
SD-200は、幅22.5×奥行12.3×高さ15.3cm、約240g。肩掛けベルトとスライド式の観察窓が付いた虫かごです。子どもが自分で窓を開けて待ち、親が虫を移すなど、捕まえる役とケースを用意する役を交代できます。メーカーの仕様
上の小窓を動かす操作と、洗うときのふたの付け外しは別です。空の状態で両方を試しておきましょう。購入者の声は虫かごの選び方で紹介しています。
届いたら、子どもの目の高さでケースを回して、どの面から見やすいかを一緒に探すところから。
小さな虫を拡大したいなら、YuLagoの観察ケース
YuLagoは、拡大鏡付きケース・小型の網・ピンセットの3点セットです。ケースの掲載寸法は147×71×107mm。持ち歩く虫かごより、近づいてきた小さな虫をレンズからのぞく遊びをしたい家庭におすすめです。
レンズの下へ虫が来たら、足や触角をのぞく番です。虫を揺すって動かすより、ケースを置いたまま待つ方が、歩いて近づく様子も楽しめます。ピンセットは虫の体をつかむために使わず、入れる葉などを扱う道具として使い分けます。
ひもの接続は、出かける前に一度確かめておきましょう。大きな虫の全身を眺めたいなら、広い透明ケースが向いています。高い倍率の数字だけを目当てにせず、子どもがのぞいたときに見える位置を合わせられるかも大切です。
商品の価格やセット内容で比べたい場合は、虫かご・観察ケースの価格比較へ。
持ち歩いてのぞく虫かごと、拡大鏡付きケース
自分で窓を開けたいならSD-200、小さな部分を拡大して見たいならYuLago。横から見る箱型のクリーンケースSSも本文で紹介します。
おすすめの理由: スライド式の窓と肩掛けベルトがある虫かご。約22.5×12.3×15.3cm、約240gで、子どもが肩に掛けて持ち歩くのにおすすめです。
選ぶときに見る所: 出かける前に、空の状態で窓とふたの開け閉めを子どもと試しておきましょう。
おすすめの理由: 拡大窓付きのケース、小型の網、ピンセットをまとめて選べます。捕まえてから近くでのぞく遊びまで楽しみたいときに。
選ぶときに見る所: ケースは147×71×107mmの小型です。トンボなど大きな虫も入れたいなら、広いケースも比べましょう。
透明ケースで、見える角度を変えてみよう
横から、脚の曲がり方や歩き方を見る
ケースを日陰の平らな所へ置き、子どもの目が側面と同じ高さになるよう、しゃがんでのぞきます。虫を持ち上げなくても、お腹の下や脚の動きを追えるのが透明ケースのよいところです。
バッタなら前の脚と後ろの脚の違いを探してみる。アリなら、歩いているときの触角を見てみる。全部を説明しようとせず、子どもが気になった一つを一緒に追いかけてみてください。
上から、背中の色や模様を比べる
横から見たら、今度は上へ回ってみます。同じ虫でも、背中の模様や翅の重なりなど、見つかる部分が変わります。透明なふたなら閉めたままのぞけます。ふたが色付きなら、無理に開けず、見える窓や側面から。
背景がごちゃごちゃして見づらいときは、白い壁など明るい背景の前に置くと輪郭を追いやすくなります。光が反射している場合は、ケースを揺らさず、自分が見る位置を少し変えてみましょう。
図鑑NEOと並べて、同じ所と違う所を探す
家で開く図鑑には、小学館の図鑑NEO〔新版〕「昆虫」がおすすめです。ケースで気づいた色や形を手がかりに、似た写真を探せます。
おすすめ商品 · 家で開く昆虫図鑑
家で写真と見比べ、虫の名前や特徴を探す一冊。小学館の図鑑NEO「昆虫」DVDつきです。持ち歩く道具とは分けて、家で広げて使う図鑑として紹介しています。
名前がすぐ分からなくても、「この写真より触角が長い」「背中の模様が似ている」と比べられます。写真では止まっている虫が、目の前ではどう動くのかを見るのも面白いですね。
また使いたくなるよう、ケースを片づける
観察中は日陰へ置き、直射日光の当たる所や車内に置きっぱなしにしません。虫が動ける空間を残し、通気孔も塞がないようにします。
使い終わったら虫を移してから汚れをやさしく洗い落とし、乾かします。透明な面を強くこすると傷が付くことがあるため、製品の手入れ方法に沿って扱います。子どもには空のケースをすすぐ、ふたを並べて乾かすなど、できるところを任せられます。
飼ってみたくなったら、ケースの大きさだけで決めず、捕まえた虫の飼育準備で食べ物や暮らしに合う環境を調べてみてください。
透明な虫かご・観察ケースでよくある質問
透明な収納ケースでも、虫の観察に使えますか?
虫を入れるための通気やふたの構造がある、昆虫用のケースから選ぶと使いやすいです。透明に見えることに加えて、見たい虫が動ける広さと開け閉めのしやすさも比べます。
レンズ付きなら、親子で同時に見られますか?
小さなレンズは一人ずつ順番にのぞく使い方が中心です。同じ動きを一緒に見たいなら、透明な側面が広いケースを囲む方法もあります。拡大したいのか、全身を一緒に見たいのかで選べます。
虫が動き続けて、よく見えないときは?
ケースを置いたまま、どこへ歩くかを外から追ってみましょう。動かない写真と違い、歩く様子も観察できます。暑くなっていないか、窮屈でないかを確かめ、虫を止めるために押さえたりケースを揺すったりしないようにします。
子どもが見つけた角度から、一緒にのぞこう
子どもが「あっ」と言ったら、同じ高さから見てみてください。大人が名前を説明する前に、脚の曲がり方や小さな模様を見つけているかもしれません。
「さっきの虫は、こんな歩き方だったね」。透明なケースで見た小さな動きが、帰り道に話したくなる発見になります。次の虫取りでも、同じ所を見るのか、別の部分を探すのか。その子の見たいものに合わせて、また一緒にのぞいてみましょう。
ケースに入れた虫は、どのくらいの時間見ていられる? 観察する時間のことは虫かごで観察する時間と楽しみ方で確かめられます。






