ヒアリが疑わしいアリの集団や巣を見つけたら、つついたり踏んだりせず、子どもと離れて、環境省のヒアリ相談ダイヤルや自治体へ連絡します。 公園なら管理者にも場所を伝えます。
赤いアリを見ただけでヒアリとは決まりません。子どもが見つけた一匹をきっかけに、アリの種類や暮らしを知ることもできます。まずは疑わしい場所への対応を済ませ、親子の「なんだろう」を調べるのはその後で。
ヒアリが疑わしい集団を見つけた時の動き方
子どもには「ここは触らず、こっちで一緒に見よう」と声をかけて離れます。巣を崩す、踏みつぶす、棒でつつくなどの刺激は与えません。
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| 場面 | 大人がすること |
|---|---|
| 集団や巣があり、ヒアリかもしれない | 離れた所から相談する。殺虫剤や熱湯をかけない |
| 公園や施設の中で見つけた | ベンチや入口などの目印を使って管理者へ場所を伝える |
| 写真が撮れそう | 子どもと離れたまま撮れる範囲にする。接写のために戻らない |
| 刺された子がいる | 写真や種類の確認より、下の症状への対応を先にする |
環境省の発見時の案内も、集団や巣には刺激を与えず、相談するよう説明しています。少数個体への案内と集団への案内は異なります。親子で遊んでいる最中に捕まえて持ち歩かず、分からないことは窓口に伝えます。
ヒアリ相談ダイヤルと、連絡時に伝えること
環境省のヒアリ相談ダイヤルは 0570-046-110、IP電話からは 06-7634-7300 です。通話料がかかります。地域の連絡先も環境省の問い合わせページで確認できます。
連絡する時は、「見つけた場所と日時」「一匹か、集団か」「巣らしい物があるか」「刺された人がいるか」を、分かる範囲で伝えます。「公園の入口から右、砂場の横」のような目印があると場所を説明しやすくなります。
写真がなくても、撮るために近づき直す必要はありません。すでに撮れた写真があれば、送付方法を窓口へ確認してください。体調の相談は、この発見窓口とは別に医療機関へつなぎます。
アリに刺されたら、子どもの全身の様子を見る
ヒアリが疑われるアリに刺されたら、その場を離れます。息苦しさ、声がれ、強いめまい、意識の異常などがあれば119番へ。 「アリに刺された」と伝え、写真やアリの確保のために通報を遅らせません。
体調に変化がなくても、環境省は20〜30分ほど安静にして冷やし、様子を見るよう案内しています。親がそばに付き、じんましんや体調不良が出た時はすぐ受診します。20〜30分たったら必ず大丈夫、という意味ではありません。環境省の刺された時の対応
冷やす時は、水で冷たくした清潔なタオルなどを使います。汗拭き用とは分けて清潔なタオルを一枚持っておくと、必要な時にすぐ取り出せます。
赤いアリが全部ヒアリ、というわけではない
環境省は、ヒアリと間違えやすい例として、キイロシリアゲアリの女王を紹介しています。オレンジ色の女王が秋に目につくことがあります。赤やオレンジという色だけで、種類や危険性は決められません。ヒアリと間違えやすい種類
子どもが「アリは全部こわいの?」と聞いたら、「いろいろなアリがいるから、名前や暮らしを調べてみよう」と返してみましょう。疑わしい場所へ戻らず、家で図鑑を開けば、体の形や大きさの違いも比べられます。
アリの暮らしを調べる、自分用の図鑑
「小学館の図鑑NEO POCKET 昆虫」は、次の散歩にも持っていける一冊です。虫の写真を探しながら、「何を運ぶんだろう」「どこへ帰るんだろう」と、気になったことを一緒に話せます。
小さな虫の細部は携帯図鑑だけで分からないこともあります。ヒアリかどうかの確認は相談窓口へ任せ、図鑑は身近な虫の暮らしを知るために楽しみます。
アリや身近な虫の暮らしを知る図鑑
次の散歩や家で開く自分用の一冊。気になった虫を調べる楽しみを増やせます。
おすすめの理由: 現地に持ち出しやすいポケット判。捕まえた虫をその場で調べたい親子におすすめです。
選ぶときに見る所: 持ち歩き用の小さな判型です。写真と文字の大きさが子どもに見やすいかを見て選びます。
次の虫探しへ、気になったことを一つ持っていこう
見慣れないアリに気づいたことも、子どもが足元をよく見ていたからこその発見です。「よく見つけたね」と受け止め、疑わしい場所の対応は大人が引き受けます。
次は別の場所で、アリの歩く道を眺めたり、花に来る虫を探したり。分からない虫がいた時に一緒に調べた経験も、親子で話せる思い出になります。
ヒアリを見つけたときの対応でよくある質問
赤いアリを一匹見たら、ヒアリですか?
色だけでは分かりません。日本には見た目が似ている別のアリもいます。ヒアリが疑わしい場合は触らず、場所や分かる特徴を相談窓口へ伝えます。
ヒアリらしい集団には、殺虫剤をかけますか?
集団や巣を見つけた時は、殺虫剤や熱湯をかけて刺激せず、環境省の相談ダイヤルや自治体へ連絡します。公園なら管理者へも場所を知らせます。
写真が撮れないと相談できませんか?
撮影のために近づく必要はありません。まず場所や数など、分かることを伝えます。すでに写真がある時は、窓口に送り方を確認してください。






