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虫を探す

5月の虫探し幼虫と葉の食べ跡を親子で見つけよう

父子が新緑の低い葉を触らず眺め、小さな幼虫と葉の縁の変化を探すイラストPR記載も含みます。

5月の虫取り・昆虫観察は、新しい葉と幼虫の食べ跡に注目。キャベツ、ミカン、クスノキで探す手掛かり、幼児と小学生の楽しみ方、触らずに記録する手順、ルーペの選び方を紹介します。地域や年による時期の違いも解説。

5月の虫探しは、幼虫が食べる植物を目印に、葉の表裏と縁を見ていくと楽しみが広がります。飛ぶ虫を追いかけるだけでなく、「この葉を食べたのは誰だろう」と足を止めてみましょう。

ここでは、平地の庭や公園で、新しい葉が増えるころの観察を紹介します。北海道や山地、暖かな地域では季節の進み方が違い、同じ場所でも年によって変わります。5月という日付だけで、必ず同じ虫がいるとは限りません。

花に来るチョウと、葉を食べる幼虫をつなげる

チョウが花で蜜を吸っていても、その花の葉を幼虫が食べるとは限りません。幼虫が食べる植物は種類によって異なり、「食草(しょくそう)」や、木の場合は「食樹(しょくじゅ)」と呼ばれます。

次の表は、植物から探すための例です。載っている植物に幼虫がいたからといって、表の種類に決まるわけではありません。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。

安全に見られる植物探す候補見たいところ
自宅や許可を得た畑のキャベツなどモンシロチョウの卵・幼虫葉の表裏、小さな穴、葉と似た緑色の体
ミカン・サンショウなどのミカン科植物ナミアゲハなどの卵・幼虫若い葉、黒白のまだらや緑色の幼虫
クスノキ・タブノキアオスジアゲハの卵・幼虫手の届く低い位置の新しい葉

平塚市博物館の案内では、5月ごろにクスノキの新しい枝の葉でアオスジアゲハの卵や幼虫を探す例が紹介されています。身近にこの木がある地域なら、樹名板を確かめて見る入口になります。

ナミアゲハの幼虫は、育つにつれて黒っぽいまだら模様から緑色へ姿が変わります。教育出版の図鑑で、成長段階による違いも確認できます。「緑のイモムシだけ」を探すと、小さな幼虫を見落とすかもしれません。

葉を見る順番は、全体・縁・裏側

まず植物全体を少し離れて見て、虫が集まっていないか確認します。知らない毛虫やハチのような虫がいたら、手や顔を近づけず、その場所を離れて写真で調べます。

次に、一枚の葉へ目を移します。

  1. 葉の縁が欠けていないか、穴があるかを見る。
  2. その周りに幼虫や小さな粒がないか、目で探す。
  3. 無理なく見える範囲で裏側も確認する。
  4. 虫がいたら、葉と虫が一緒に写る写真を残す。

葉をちぎったり、高い枝を引き寄せたりする必要はありません。公園では園路から見える範囲で観察し、花壇や畑へ入る場合、植物を採る場合は管理者に確認します。

穴や欠けは「探してみよう」の手掛かりで、食べた虫の名前を確定する証拠ではありません。 虫が移動した後かもしれませんし、葉の傷みには食害以外の原因もあります。虫を見ていなければ「食べた虫は未確認」と書きます。

幼児は一枚を探し、小学生は同じ葉を追ってみる

初めての子には、「この辺にいるよ」と範囲を狭めると見つけやすくなります。大人が先に全部説明せず、子どもが目を止める時間を待ちます。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。

楽しみ方子どもがすること大人の助け方
幼児・初めての観察一枚の葉から虫を見つける、色や動きを話す触らず見られる位置を選ぶ
小学校低学年葉と虫の絵、見つけた日を書く写真と植物の名前を残す
小学校高学年同じ葉を別の日に撮り、変化を比べる同じ場所へ行ける予定と記録方法を相談する

一回の散歩で何種類も探す必要はありません。「一枚見つけたら写真を撮って帰る」という小さな予定でも、次の日に比べる材料が残ります。

葉の細部を見るなら、軽いルーペを一つ

肉眼では分かりにくい葉脈や縁の形を見たいときは、手持ちのルーペを使えます。新しく用意する候補には、レイメイ藤井「超観察ルーペ EW401」があります。

メーカー仕様では本体35g、55×132×8mm。3.5倍・6倍・13倍のレンズを備えています。まず3.5倍で見たい場所を探し、小さな部分へ移るときに倍率を変えられます。

倍率が高いほど、見える範囲は狭くなり、位置を合わせる操作が必要です。「高倍率なら幼虫がすぐ見つかる」という道具ではありません。知らない虫に近寄るために使わず、手元で落ち着いて見られる葉などから試しましょう。

「写真に写った穴を、自分の目でもう少し大きく見たい」という子には、散歩の荷物に加えやすい一つです。 手持ちの虫眼鏡で見られるなら、それを使って構いません。選ぶ場合はEW401の型番と倍率、送料を含めた金額を確認できます。

葉の小さな変化を、自分の目で確かめるルーペ

葉の縁や葉脈をもう少し大きく見たいなら、本体35gの超観察ルーペEW401が候補です。まず3.5倍で全体を探し、小さな部分を見るときに倍率を変えられます。知らない幼虫へ顔を近づけるための道具ではありません。手元の葉を落ち着いて観察できる子と、型番を確認して選んでください。

使うときは立ち止まり、日陰で観察します。太陽をのぞかず、レンズを日なたへ置いたままにしないでください。見やすい倍率や形を比べたい場合は、子ども向けルーペの選び方も参考になります。

同じ葉を撮ると、次の散歩が小さな研究になる

一度見つけた葉を、後日もう一度見ます。枝の分かれ方など、周りも写しておくと同じ葉を探しやすくなります。公園の木へひもや印を勝手に付けるのは避けましょう。

ノートには日付、植物名または「名前未確認」、葉の状態、見えた虫を書きます。写真は同じ向きと、なるべく近い距離で撮ると比べやすくなります。

葉の穴が広がった、幼虫が見つからなくなった、新しい虫がいた。そうした変化をそのまま残します。「いなくなった」だけでは、成長して移動したのか、別の理由なのかは分かりません。

名前を調べたくなったら、虫の写真だけでなく植物の写真も使って、分からない虫を調べる手順へ進めます。食べ跡をまとめる方法は観察ノートの作り方でも整理できます。

幼虫を育てたくなったら、持ち帰る前に餌を確認

幼虫は、適当な葉を入れれば育つとは限りません。種類と食べる植物が分かり、その葉を続けて用意できるか、農薬などの使用状況を確認できるかを先に考えます。

観察していた植物に付けたまま見守る方法もあります。持ち帰る場合は、その場所の採集ルールを確認し、幼虫を飼う前の準備へ。モンシロチョウと確認できた場合は、卵から幼虫・さなぎを見守る手順を読めます。

よくある質問

5月でも幼虫が見つからないのはなぜですか?

地域、その年の気温、植物の種類や管理状況で違います。探す植物を一つ決め、日を変えて見てみましょう。見つけられなかった日も、葉の状態を残せます。

葉に穴があれば、必ず幼虫がいますか?

必ずいるわけではありません。虫が移動していることもあり、穴だけで食べた種類は分かりません。周囲の葉や茎を、触らずに確かめます。

虫かごや網は必要ですか?

葉にいる虫をそのまま見る日は、写真を撮る道具とメモだけでも始められます。捕まえる場合は、先にその虫に合う容器と扱い方を確認してください。

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