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虫を飼う

カブトムシのコバエ対策ケース選びと掃除

親子が空の飼育ケースのフタ裏とエサ皿を掃除し、通気穴を塞がず確認するイラストPR記載も含みます。

カブトムシのコバエ対策は、汚れたエサを片づける、マットを見る、ふたのすき間を確かめる、の順です。マットから出てくるなら交換、外から入るなら幅約0.5mmの通気孔があるケースへ。親子で進めるマット交換の手順も紹介します。

コバエ対策は、エサの汚れ・マット・ふたを順に見よう

カブトムシのケースに小さなハエが増えたら、汚れたエサを片づけ、マットから出ていないかを見て、ふたのすき間も確かめます。 ケースの中ですでに増えている場合は、ふたを替えるだけでは解決しません。新しいマットへの交換とケースの手入れを組み合わせます。

対策用品は、侵入を防ぐものと床材を交換するものに分けて考えます。ふたやすき間から入るのを抑えたいなら、細かい通気孔がある三晃商会「クリーンケースM」がおすすめです。マットから出てくるなら、交換用にマルカン「消臭くぬぎマット5L」。ケースは侵入を抑えるため、マットは床材を整えるためと、役割が分かれています。

この記事は、国産カブトムシの成虫を飼う家庭向けです。手入れしやすい環境に整え、子どもと「今日はどこにいるかな」と、毎日の様子をのぞいてみましょう。

コバエがいる場所で、先にすることを分ける

外から入るコバエには通気孔やふたの閉まりを確認し、マット内ですでに増えている場合には成虫を移して交換と手入れをする二つの対策の模式図
侵入対策と、中の手入れを分けます。 図を選ぶと拡大できます。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。

気になる様子先にすること次に見るところ
エサの周りに集まっている傷んだエサやこぼれた液を取り除き、エサ場を整えるケースの縁や下にも汚れがないか
マットから次々に出てくる成虫を一時的に移し、マット交換とケースの手入れを進める交換用マットと保管中の袋の状態
ふたの周りや室内で見かけるふたの閉まり、すき間、周囲のごみを確かめるコバエの侵入を抑えるケースの構造

一匹飛んでいるだけなら、外から入ってきただけかもしれません。エサを替えた後もマットから出てくるのかを見れば、掃除する場所を絞れます。

三晃商会の飼育ケースの案内でも、内部でコバエが増えた場合にはマット交換を勧めています。毎日マットを総入れ替えするのではなく、汚れや発生の様子に合わせて手入れします。

汚れたエサを片づけて収まるなら、ケースを買い替える必要はありません。発生が続くときに、今の容器のふたと床材を順に見直します。

侵入対策のケースと、交換用マットを選ぶ

クリーンケースM|細かな通気孔と、ふた全体の開閉

三晃商会「クリーンケースM」は、幅30.5×奥行19.5×高さ23.2cm。密着するふたと幅約0.5mmの通気孔で、コバエの侵入やマットの乾燥を抑える構造です。透明な本体なので、横からカブトムシの居場所も見られます。メーカーの製品仕様

選ぶときに知っておきたいのは、小さなエサ窓がなく、ふた全体を外すことです。広く開けて手入れしたい家庭には便利ですが、小窓からエサだけ交換したい場合には合いません。

届いたら縁とロックを見て、運ぶときは底を支えましょう。購入者の声はカブトムシ飼育の記事で紹介しています。

また、メーカーはふたと本体の接する部分が固い場合があると案内しています。子どもが力任せに外す前に、空の状態で、親子で開閉を試してみてください。

保湿性が高いぶん、湿気が多いと曇りや水滴、カビが出る場合があります。毎日決まった量の水を足すより、マットの湿り具合を見て調整する使い方が向いています。

消臭くぬぎマット5L|汚れた床材の交換に

マルカン「消臭くぬぎマット5L」は、くぬぎ・ナラの腐木を細かくし、消臭炭を配合したマットです。においが気になる成虫ケースの交換用として選べます。コバエを駆除する薬剤ではないので、これを入れるだけで発生が止まるとは考えず、ケースやエサ場も一緒に整えます。

掲載先では、使用前の加水とガス抜きが案内されています。袋を開けたらすぐ使えると決めず、届いた商品の準備方法を見ておきましょう。交換する日に慌てないよう、先に新しいマットの準備を済ませておくと、交換を進めやすくなります。

販売店は、保存中に白い菌糸が出る場合もあると説明しています。白いものをすべて不良と決めず、状態が気になるときは写真を添えて販売店に相談するのがよいでしょう。消臭くぬぎマットの販売ページ

幼虫や産卵にも使いたい場合は、その目的に合うマットと量を別途確認してください。成虫の床材を交換する手順を、幼虫やさなぎのケースへそのまま当てはめないようにします。

手入れを続けやすいケースと交換用マット

外からの侵入を抑えるクリーンケースMと、汚れた床材を替える消臭くぬぎマット。役割と使い方を見て選びましょう。

三晃商会 クリーンケース M
三晃商会 クリーンケース M

おすすめの理由: 幅30.5×奥行19.5×高さ23.2cmの透明ケース。中を横から見やすく、ケースから飼育用品を選んで組み合わせたい家庭におすすめです。

選ぶときに見る所: 小さなエサ窓はなく、ふた全体を外してエサを替えます。運ぶときは底を支えます。マットやエサは別売りです。

マルカン 消臭くぬぎマット 5L
マルカン 消臭くぬぎマット 5L

おすすめの理由: くぬぎ・ナラの腐木を細かくし、消臭炭を配合した5Lマット。成虫ケースの床材を交換するときにおすすめです。

選ぶときに見る所: 使う前の加水とガス抜きは、袋の手順に沿って進めます。コバエを駆除する薬剤ではありません。幼虫や産卵にも使う場合は、適合と必要量を確かめましょう。

マットを替える日は、親子で小さな引っ越しをしよう

新しい床材を準備してから始めると、カブトムシを待たせる時間を短くできます。

  1. 成虫を別の通気のあるケースへ移す。 足がつかまっている木片ごと移せるなら、そのままそっと運びます。親子でカブトムシの位置を見ながら進めます。
  2. 古いマットと汚れたエサを片づける。 メスを飼っていたケースでは、卵や幼虫がいないかも見てから分けます。卵を見つけたら、卵を掘らずに見守る世話も確認し、卵があるマットまで一緒に捨てないようにします。使用済みマットは袋にまとめ、地域の分別に沿って処分します。
  3. 空のケースを洗い、エサ場の汚れを落とす。 縁やふたの裏も見て、洗剤を使った場合はよくすすぎます。熱湯を使えるとは限らないので、容器の説明に合わせます。
  4. 新しいマットと足場、エサを置いて成虫を戻す。 木片やエサ場を置く役は、子どもにも任せやすいところです。

仮置き用の小型ケースも用意しておくと、住まいを洗っている間に親子で中の様子を見られます。三晃商会クリーンケースSSは、掃除中の一時的な移動先におすすめです。角を含めて窮屈でないかを見て使い、長く飼う広さとは分けて考えます。

おすすめ商品 · 観察ケース

フタに通気孔がある透明ケース。保護者が運び、日陰で短く観察する用途に。リュックに入れるときは虫を出してからにします。

殺虫スプレーでケース内を処理したり、通気孔を全部テープで塞いだりはしません。カブトムシが暮らすケースなので、発生源の片づけと用品の交換で整えます。

毎日のエサ替えを、食べ方の発見につなげる

子どもには「昨日より減っているかな」「土が入っていないかな」とエサ場を見てもらい、慣れたら交換も一緒に進めてみてください。見るだけの係から、置く、替える、ふたを閉める役へと、できることを増やせます。

エサの減り具合だけでなく、エサへ近づく脚や、口を付けている様子も面白いところです。エサ場が見やすくなると、掃除のついでに小さな変化を見つけられます。交換用の昆虫ゼリーとエサ皿は、飼育セットと毎日の世話の記事でも紹介しています。

カブトムシの体や暮らしをもっと調べたくなったら、小学館の図鑑NEO「昆虫」がおすすめです。ケースで見た動きと図鑑の写真を見比べると、「この脚でつかまっていたね」と話せます。

おすすめ商品 · 家で開く昆虫図鑑

家で写真と見比べ、虫の名前や特徴を探す一冊。小学館の図鑑NEO「昆虫」DVDつきです。持ち歩く道具とは分けて、家で広げて使う図鑑として紹介しています。

カブトムシのコバエ対策でよくある質問

防虫ケースに替えれば、今いるコバエもいなくなりますか?

ケースの細かな通気孔は、主に外からの侵入を抑えるためのものです。マット内ですでに増えている場合は、新しいケースへそのまま移すだけでなく、マット交換やエサ場の手入れも行います。

マットは何日ごとに替えますか?

使用するマットの説明を基本に、汚れや発生の状態で調整します。今回の消臭くぬぎマットの販売店案内は2週間が目安です。すべての製品や幼虫飼育に共通する周期ではありません。毎日全部替える必要はなく、餌の汚れを日々取り除くことも大切です。

子どもにも掃除を任せられますか?

エサの交換、空のケースの拭き取り、足場を置くところなど、できる作業を一緒に試せます。ふたが固いときや成虫を移すときは手伝い、最後にカブトムシの位置とふたの閉まりを親子で見ます。

マットに幼虫がいたら、全部交換してよいですか?

幼虫はマットを食べて育ち、成虫とは扱いが変わります。卵や幼虫を分けて確認し、幼虫飼育とマット交換の手順へ進んでください。さなぎの部屋を作っている時期には、通常の交換作業を続けず状態を見ます。

お世話の時間も、「うちの一匹」の思い出になる

きれいに整えたケースへ戻したら、最初はどこへ歩くでしょう。木の陰へ潜るのか、エサのそばへ向かうのか。子どもが並べた足場を登ってくれたら、それも話したくなる出来事です。

コバエの対策を、親だけが片づけ続ける仕事にしなくても大丈夫です。子どもができる世話を一つずつ一緒に試しながら、カブトムシの暮らしを家族で楽しんでください。

きれいになったケースで、次はどこを見る? 脚や食べ方の見どころは虫かごで見つける観察の楽しみで確かめられます。

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