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虫を知る

ルーペ付き昆虫観察ケース
運べるケースとスコープの違い

子どもがベンチに置いた観察ケースの上面レンズをのぞき、隣の親とテントウムシを見ているイラストPR記載も含みます。

ルーペ付き観察ケースは、虫を入れて運ぶか、その場でかぶせて見るかで選びます。運ぶなら底とふたのあるYuLagoのケース、地面の虫をのぞくなら2.5倍の超観察スコープ。子どもが虫を見つけやすい、のぞき方の順番も紹介します。

ルーペ付き観察ケースは、見たい虫と使う場所で選ぼう

テントウムシの背中の点、バッタの脚、ゆっくり動く触角。肉眼では小さかった形を、自分で見つけられるのがルーペ付き観察ケースの楽しさです。

虫を入れて運びたいなら底とふたのあるケース、その場の虫にかぶせて見たいなら観察スコープがおすすめです。倍率だけで決めず、子どもが目を近づけたときに虫を見つけられるか、どの方向から見えるかも比べてみましょう。

ここでは、小さなケースと網をそろえられるYuLagoのセット、地面にかぶせるレイメイ藤井「超観察スコープ RXL1239」を紹介します。同じ観察用品でも、虫を入れたまま持ち運べる構造かどうかが違います。

おすすめ2タイプ|持ち運ぶケースと、かぶせるスコープ

表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。

商品観察のしかた大きさ・倍率選ぶときのポイント
YuLago 拡大鏡付きケース・網・ピンセット3点セットケースに入れ、上の拡大窓や側面から見るケース約14.7×7.1×10.7cm小さな虫向け。大きな虫には広いケースを
レイメイ藤井 超観察スコープ RXL1239地面の虫へかぶせ、上から見る。ルーペとしても使える2.5倍、折りたたみ時11.6×2.9×17.1cm、111g底を地面で塞ぐ構造。虫を入れたまま運ぶ容器ではない

外寸は、虫が動ける内側の広さとは違います。大きな虫を入れる予定なら、入口と内寸も見て選んでください。

持って出かけるなら、YuLagoの拡大鏡付きケース

ケース・伸縮網・ピンセットがそろう3点セットです。小さな虫を捕まえて、ケースに入れたまま横から見たり、上の拡大窓をのぞいたりする遊びに向いています。

小さくて持ち運びやすい一方、トンボなど大きな虫には向きません。入れたい虫の大きさと比べて選べます。購入者の声は昆虫採集セットの選び方で紹介しています。

「特大」といった商品名の表現より、実際の寸法を優先すると選びやすくなります。届いたら、ケースを置いて拡大窓をのぞき、ふたとひもの留まり方も親子で試してみてください。付属ピンセットで虫を強く挟まず、葉などを動かす道具として使えます。

地面の虫をその場で見るなら、超観察スコープ RXL1239

レイメイ藤井のRXL1239は、伸ばしたレンズフードを虫の上にかぶせ、上から観察する道具です。地面を底にするため、容器へ移す前の小さな虫を見る使い方ができます。フードを畳めば、葉や石などを見るルーペとしても使えます。メーカーの使い方

観察場所へ置く前に、縁で虫を挟まない位置を選びます。凸凹した地面ではすき間ができるので、かぶせても虫がすき間から出ることがあります。その場で上から見るための道具として使いましょう。

上から見る道具なので、側面からも見たい場合は透明ケースと手持ちルーペを組み合わせる方法もあります。底まで閉じる持ち運びケースが欲しい家庭には、この構造は向きません。

2.5倍という倍率は販売店の仕様表示です。高倍率の細部観察より、見つけた虫や葉をその場でのぞく遊びに使いやすい道具です。水中観察にも切り替えられますが、この記事では陸上の昆虫観察として比べています。

手元の透明ケースとルーペで見られるなら、一体型を買い足す必要はありません。荷物をまとめたいか、地面の虫を動かさず見たいかで選びましょう。

小さな発見を楽しむ、拡大鏡付きの観察道具

虫を入れるYuLagoのケースと、その場にかぶせる超観察スコープ。持ち運び方と見たい場所で選べます。

子どもが見つけやすくなる、のぞき方の順番

「見えない」と言われたら、先に虫がどこにいるかを一緒に探してみましょう。虫がレンズ越しに見える範囲の外へ移動していることもあります。

レンズで見えている範囲を青い円で示し、円の中にいた虫が外へ歩く二場面。見失ったら肉眼で居場所を探す模式図
まず肉眼で、虫の居場所を探します。 図を選ぶと拡大できます。
  1. 肉眼で全体を見る。 どちらが頭で、どの辺にいるかを確かめます。
  2. ケースを平らな日陰に置く。 手で持ち続けるより、目の位置を変えて試しやすくなります。
  3. 一つの形を探す。 「背中の点」「長い脚」など、見るところを一つ選びます。
  4. 目の距離を少しずつ変える。 見える位置が見つかったら、親も交代してのぞきます。

RXL1239は、レンズの周りを両手で囲んで横からの光を遮る方法をメーカーが紹介しています。反射が気になるときに試したい方法です。虫が動いたときは、ケースを振って戻そうとせず、側面から居場所を探してからもう一度のぞきます。

レンズ越しに太陽を見たり、日なたへ置きっぱなしにしたりはしません。観察する間も片づけた後も、直射日光の当たらない場所へ置きます。

自由研究なら「拡大すると違って見えたこと」を一つ残す

最初から細かな絵を描こうとしなくても大丈夫です。肉眼で見た後と、レンズで見た後を比べて、気づいたことを一つ話すところから始められます。

  • テントウムシ:背中の点は、同じ大きさだろうか。
  • バッタ:後ろの脚は、ほかの脚とどこが違うだろうか。
  • アリ:歩いているとき、触角はどちらへ動くだろうか。

描きたくなったら、その部分だけスケッチしても面白いですね。短く書ける観察ノートの用紙も使えます。虫を見るたびに記録を完成させる必要はありません。

観察して分からなかった形や名前を調べるなら、小学館の図鑑NEO「昆虫」がおすすめです。写真の同じ部分を探して、「さっき見えたのはここかな」と親子で見比べられます。

おすすめ商品 · 家で開く昆虫図鑑

家で写真と見比べ、虫の名前や特徴を探す一冊。小学館の図鑑NEO「昆虫」DVDつきです。持ち歩く道具とは分けて、家で広げて使う図鑑として紹介しています。

ルーペ付き観察ケースでよくある質問

倍率は高い方がよいですか?

数字だけで決めるより、動く虫を視野に入れられるか、はっきり見える位置を探せるかを優先します。実物を試せるなら、子どもが小さな葉などを見つけてのぞけるか確かめると、扱いやすさが分かります。

虫眼鏡を別に買う方法と、どちらがよいですか?

道具を一つにまとめたいなら一体型、葉の上の虫などを位置を変えて見たいなら手持ちルーペもおすすめです。単体の選び方と具体商品は、子ども用ルーペの記事で紹介しています。

カブトムシやトンボも入れられますか?

体や角、翅が窮屈にならない広さと入口が必要です。今回の小型ケースを大きな虫向けと決めつけず、透明観察ケースの比較も見て選べます。RXL1239は底のある運搬容器ではありません。

見た後、そのまま飼えますか?

観察するための小型ケースと、餌や足場を置いて暮らせる飼育環境は分けて用意します。その場で見る時間の過ごし方は、虫かごでの観察へ。飼ってみたい場合は、その虫の食べ物や暮らしを一緒に調べるところから始めましょう。

「ここを見て」と教えてくれる時間を楽しもう

親が先に答えを説明しなくても、子どもが見つけたところを一緒にのぞけば会話が始まります。「その点、反対側にもある?」「さっきの虫とは違うね」。一匹を見た経験が、次の一匹をよく見るきっかけになります。

ルーペ付きの道具は、虫を大きく見るだけでなく、親子が同じ場所をのぞくためにも使えます。子どもの「見えた!」を聞いたら、ぜひ見る順番を交代して、その発見を教えてもらってください。

道具が決まったら、最初にどこを見る? 捕まえる前に見るポイントは初めての昆虫観察を楽しむで確かめられます。

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