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虫を知る

昆虫写真の撮り方親子で試すコツ

子どもが文字のないスマホで葉のテントウムシを撮影し、両親が見守るイラストPR記載も含みます。

昆虫写真は、まず虫のいる場所を広く、次に全身、最後に模様へ近づいて撮ります。近づいてぼやけたら、少し離れるのが最初のコツ。スマホでのピントの合わせ方と、子ども用カメラの選び方も紹介します。

虫の顔や背中の模様を、自分で写真に撮ってみたい。そんな時は、虫とカメラの距離や構え方を少しずつ変えてみましょう。スマホでも専用カメラでも、撮ってすぐ見返すと「次はこうしてみよう」が見つかります。

昆虫写真は、居場所・全身・模様を撮ってみよう

まず虫がいる場所を広く撮り、次に体全体、気になる模様や脚へと近づいて撮ります。 スマホなら画面の虫をタップしてピントを合わせ、両手で持ち、足と腕を止めてからシャッターを押します。近づくとぼやける場合は、少し離れるのが最初のコツです。

同じ葉のテントウムシを、周囲の草まで入れる、全身を入れる、背中の模様を見るという三つの範囲で比べた図。
撮る範囲を変えた例です。三枚をそろえる必要はありません。近づいてぼやけたら、少し離してピントを合わせます。 図を選ぶと拡大できます。

最初の一枚に虫と周りの植物が写っていれば、後で「ここにいたね」と話せます。その一枚を残してから、子どもが気になった顔や模様へ挑戦すると、逃げられてもその日の発見が手元に残ります。

撮る角度を変えて、虫の形を比べる

表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。

撮り方写るもの後から楽しめること
少し離れて撮る虫と、周りの植物や地面写真の中で虫を探す。居場所を思い出す
横から撮る体の厚み、脚、触角どの脚でつかまっているか見る
上から撮る羽、背中の模様、左右の形図鑑の写真と模様を見比べる

全部そろえなくても大丈夫です。「今日は横から顔を撮ってみたい」など、試したい一つを選べます。子どもの目の高さで見ると、大人が立ったまま見た時と違う姿が写ります。虫をこちらへ向かせようと動かすより、撮る人が少し横へ回ると、角度の違いを比べられます。

スマホで昆虫にピントを合わせる手順

  1. 虫の全身が入る距離で構える。 最初から画面いっぱいに大きくしようとせず、虫のいる葉も入れてみます。
  2. 画面の虫をタップする。 背景の葉に合っていたピントを、撮りたい虫へ合わせ直します。機種やカメラアプリによって操作は異なります。
  3. ぼやけたら、少し離す。 近づけすぎると、ピントが合わなくなります。少しずつ後ろへ動かし、眼や体の縁がはっきりする位置を探します。
  4. 構えを止めて撮り、写真を拡大して見る。 体は写ったけれど触角が切れた、脚まで見えた、などを見比べて次の一枚へ。

iPhoneでは、画面の撮りたい位置をタップしてピントを合わせられます。Appleのカメラ操作案内で確認できます。マクロ撮影に対応する機種もありますが、近づける距離は機種ごとに違います。デジタルズームで大きくしても、ピントのずれは直りません。

ぼやける・ぶれる時は、写り方から試す

写り方次に試すこと
虫がぼんやりして、後ろの葉が鮮明虫をタップし直す。近づきすぎているなら少し離す
画面全体の輪郭が二重になったり流れたりする両手で持ち、肘を体や膝へ寄せて構えを止める。シャッターは静かに押す
葉は鮮明なのに、虫だけが流れる虫が止まった瞬間を待つ。食べたり休んだりしている場面を探す

一度に全部直そうとせず、「今度は腕を止めてみよう」と一つだけ変えると、撮れた写真の違いが分かります。暗い所でぶれが続く時は、明るい場所にいる虫へ移るのも一つの手です。

動く虫は、止まった瞬間を待って撮る

虫が飛んでいったら、どこへ向かったかを目で追ってみます。止まった葉や花が見えたら、先にカメラを構えて、それから近づくのがコツです。同じ花に戻ることもありますが、戻らない時は別の虫へ。待つ時間も、どんな花や葉を選ぶのか見る機会になります。

画面だけを見て歩くと虫も周りも見失いやすいので、近づく時はいったんカメラを下げ、撮る位置で止まります。ハチなどへの接写は避け、離れた位置から撮ります。

食べる口の動きや脚の運びは、短い動画にすると家で見返しやすくなります。ただし、写真と動画でピントの合う距離が違うカメラもあるため、切り替えたら画面の写りを見て距離を合わせます。

ケース越しに撮るなら、反射をよける

捕まえた虫なら、透明ケースの平らな側面から撮る方法もあります。虫が見やすい側へ自分が回り、天井の光や自分の姿が映り込む時は、カメラを少し横へずらします。背後に白い紙を置くと、脚の輪郭を見つけやすくなります。

ケースの例は三晃商会 クリーンケースSSです。透明な壁を通して撮れますが、傷や光の映り込みは写ります。虫が壁から離れるとピントの位置も変わるので、動きを眺めながら構え直します。虫やケースを揺すらず、撮りたい向きになるのを待ちましょう。

おすすめ商品 · 観察ケース

フタに通気孔がある透明ケース。保護者が運び、日陰で短く観察する用途に。リュックに入れるときは虫を出してからにします。

葉のすじや抜け殻の表面まで大きく写したくなったら、スマホ顕微鏡の選び方と撮り方へ。全身を撮る写真とは違う、小さな部分を探す遊びができます。

子ども用に選ぶカメラと、写真を調べる図鑑

撮るだけなら、家のスマホで始められます。自分の道具で撮りたい子にはカメラ、撮った虫を調べたい子には携帯図鑑を。

自分で撮る一台に、ケンコー KC-AF05

ケンコー KC-AF05は、子どもが自分のカメラで、虫や出かけた場所を撮りたい時におすすめです。シャッターボタンを半押ししてピントを合わせ、その後に押し切って撮ります。メーカーの仕様では、充電池とカードを含む重さの参考値は約119gです。

選ぶ時に知っておきたいのは、静止画は約10cmから、動画は約1.5mからという撮影距離の違いです。葉に止まった虫を近くで写真に撮る使い方に向いています。同じ距離で動画へ切り替えると、ぼやけることがあります。仕様はケンコー・トキナーの製品ページで確認できます。

購入者には、ピント合わせに時間がかかる、ボタンが押しづらい、電池の減りが早いという声があります。飛ぶ虫を次々撮りたい子には向かず、止まった虫に半押しで合わせ、写りを一緒に確かめる使い方に向いたカメラです。出発前に子どもの手で半押しを試し、充電を済ませておきます。

写真の記録には、別売のmicroSDカードが必要です。おすすめは、メーカーが推奨するEXCERIA BASICシリーズのKIOXIA KMUB-A032G(32GB)。普通の大きなSDカードと取り違えず、microSDHCの型番を選びます。初めて使う時の初期化は、カメラの説明書に沿って行ってください。

おすすめ商品 · 写真を保存するmicroSDカード

KC-AF05に別途用意するmicroSDHCカード。メーカー推奨EXCERIA BASICシリーズの32GB・Class10です。普通のSDカードとは大きさが違います。

充電器も別売です。メーカー推奨品のケンコー KZ-006ACと、カメラに付属するType-A to Type-Cケーブルを組み合わせて使えます。Type-C同士のケーブルでは充電できない仕様なので、出かける前に、充電できる組み合わせまでそろえておきます。

おすすめ商品 · KC-AF05の充電器

KC-AF05のメーカー推奨USB充電器。カメラ付属のType-A to Type-Cケーブルと組み合わせます。

写真の模様を見比べる、NEO POCKET 昆虫

小学館の図鑑NEO POCKET 昆虫は、出かけた先でも写真と姿を照らし合わせやすい携帯図鑑です。「似ているけれど背中の模様が違う」と気づいたら、次はその部分を撮る楽しみになります。

持ち歩いて、身近な虫を調べる一冊です。載っていない虫や、写真だけでは決められない虫は「名前はまだ分からない」のまま残しておいて大丈夫です。

自分で撮るカメラと、見比べる図鑑

撮って、写真を大きく見て、図鑑で探す。子どもが気づいた姿を、一緒に楽しむ道具です。

ケンコー デジタルカメラ KC-AF05
ケンコー デジタルカメラ KC-AF05

おすすめの理由: 静止画は約10cmから撮影でき、充電池とカードを含む重さの参考値は約119g。半押しでピントを合わせ、止まった虫や出かけた場所を自分で撮りたい子に。

選ぶときに見る所: 動画は約1.5mからピントが合います。microSDカードとUSB充電器は別売りで、Type-C同士のケーブルでは充電できません。

虫を探している子どもの姿も、一枚残そう

虫が撮れたら、少しカメラを引いて、子どもがのぞいている姿や撮影する手元も写してみます。親が「こっちを向いて」と呼び続けず、夢中で探しているところを残すと、その日どんな遊びをしていたか分かる写真になります。

一緒に出かけた大人も交代で写りましょう。記念写真を撮る時だけ虫探しを少し休み、同じ木や公園の入口など、次も立てる場所を選ぶと、翌年の写真と並べる楽しみができます。

子どもが選んだ一枚から、次に撮りたい虫へ

帰ったら、写真を消す前に子どもに見せて「どれを残したい?」と聞いてみましょう。子どもが選ぶのは、いちばん鮮明な一枚ではないかもしれません。虫が葉の裏へ逃げる途中や、なかなか見つからない小さな一匹も、その子が面白かった場面です。

好きな一枚を大きく表示して、子どもに説明役を頼んでみます。「ここにいた」「この後飛んだ」と聞くと、写っていない続きまで家族で楽しめます。印刷してひと言を添えたくなったら、手作り昆虫図鑑の無料台紙も使えます。

次の虫取りでは、「前は後ろ姿だったから、今度は顔を撮りたい」と前の写真を一枚見返してから出かけるのも楽しそうです。去年の虫と、去年の自分。写真が増えると、家族で話せる虫取りの思い出も増えていきます。

昆虫写真の撮り方でよくある質問

子どもが撮るなら、スマホと専用カメラはどちらがよいですか?

スマホは撮ってすぐ大きな画面で見返しやすく、専用カメラは自分の道具として持ち、撮る操作を楽しめます。持ちやすさ、近くにピントが合う距離、写真を家族の端末へ取り込む方法で選べます。

近づいても虫が大きく、はっきり写りません。

カメラがピントを合わせられる距離より近い可能性があります。少し離してピントを合わせ、撮った写真を拡大して確認します。小さな模様の拡大が目的なら、機種のマクロ撮影やスマホ顕微鏡も試せます。

名前が分からない虫の写真も残しますか?

残しておくと、後から図鑑で比べたり、次のお出かけで探したりできます。日付と場所が分かるようにして、全身や周囲の植物も写った写真を一緒に残します。写真一枚だけでは名前を決められない場合もあります。

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