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虫を飼う

バッタの飼い方食べる草と親子の観察

通気するケースの草にいるバッタを、家族が机で短く観察するイラストPR記載も含みます。

トノサマバッタやショウリョウバッタのエサは、エノコログサやオヒシバなど新鮮なイネ科の草。オンブバッタはヨモギなど、種類で変わります。草を立てるケースの作り方、毎日の交換と掃除、食べ方の見どころも紹介します。

トノサマバッタやショウリョウバッタを飼うなら、新鮮なイネ科の草、通気のあるケース、草につかまれる空間を用意します。エノコログサやオヒシバの葉がエサになります。毎日、草のしおれ具合と食べ跡を見て、新しい草へ取り替えます。

「家でも見たい」という子には、草をかじる口、葉を抱える脚、昨日と違う居場所が見どころです。大人が草の調達を手伝い、子どもが新しい葉を選ぶ。世話の時間が、そのまま親子の発見の時間になります。

バッタのエサは、種類に合う草を選ぼう

甲賀市の飼育案内では、トノサマバッタ、クルマバッタ、ショウリョウバッタにはイネ科の草を、オンブバッタにはヨモギやスイバなどを挙げています。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。

飼うバッタ用意する草の例見分けた後にすること
トノサマバッタ・ショウリョウバッタエノコログサ、オヒシバなどのイネ科柔らかく新鮮な葉を入れ、食べた所を探す
オンブバッタヨモギ、スイバなどショウリョウバッタと同じエサにせず、葉を食べているか見る

似ているバッタでも、食べる物が違います。こどもの国の観察案内には、顔や体形の違い、オンブバッタが好む草の説明があります。捕まえた虫の姿と比べながら、最初のエサを決められます。

草を採る時は、大人も一緒に種類を見ます。農薬を使った草はエサにせず、普段から新鮮な草を用意できる場所を見つけておくと、翌日からの世話が続けやすくなります。

バッタの飼育ケースは、草を立てる空間から選ぶ

透明なケースなら、ふたを開けなくても横から口や脚を見られます。草を入れた後にも、バッタが歩いたり体の向きを変えたりする場所を残します。

ケースは「アイリスオーヤマ 飼育ランド CY-L」がおすすめです。メーカー仕様では、幅36.5×奥行21.5×高さ24.5cm、容量約12.5Lの昆虫用ケースです。持ち歩く小型の虫かごより、家で草を立てて世話する用途に向いています。まず一匹の家を作り、虫の大きさと草の量を見て配置を整えてみましょう。

持ち手はないので、運ぶ時は毎回両手で底を支えます。届いた時にひびや底の穴があったという購入者の声もあるので、届いたら空の状態で底・角・ふたを見ておきます。置き場所を決めて、あまり動かさずに飼いたい家庭に向いたケースです。

小さな幼虫の場合は、通気口の隙間から出られないかも見ます。ふたの通気口を全部ふさぐ使い方はせず、体の大きさに合ったケースを選んでください。

草を立てて、バッタの暮らしを見よう

家で世話するケースの一例です。置き場所の寸法と、草を入れた後の空間を考えて選びましょう。

草を立て、底を掃除しやすく準備する

初めての観察なら、底に紙を敷くと、ふんや落ちた葉が見つけやすくなります。産卵まで育てる場合は別に土の準備が要りますが、ここでは食事と日々の動きを見る家を作ります。

  1. ケースの底に紙を敷く。
  2. 倒れにくい小さな容器へ草を立てる。水に挿す時は、茎の周りの口を綿などでふさぎ、虫が水へ落ちないようにする。
  3. 草を詰め込まず、葉につかまる所と空いている所を作る。
  4. バッタを入れ、体や脚を挟まないようにふたを閉める。
  5. 直射日光が当たらない場所に置き、横から見える向きにする。

草の根元を水に挿しても、葉は少しずつしおれます。しおれた葉や食べ残しをそのまま積み重ねず、新しい物と入れ替えます。ケース内が蒸れたり水浸しになったりしないよう、底の紙も見ます。

毎日の世話は、草の交換とふんの掃除

子どもには「食べた葉を探す」「新しい草を用意する」所から任せてみましょう。新しい葉を入れる前に、昨日の葉の縁を見ると、どこをかじったか分かることがあります。

母親が交換する草をトレーへ用意し、子どもが新しい紙をそろえている。奥の飼育ケースはふたを閉じたまま。
ふたを開ける前に、種類に合う新しい草と交換用の紙を用意します。バッタのいる場所を確かめてから、大人と一緒に作業しましょう。 図を選ぶと拡大できます。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。

見る物世話の方法親子で面白い所
草しおれた葉・食べ残しを新しい草へ交換葉のどこから食べたか探せる
ケースの底ふんや落ちた葉を取り、汚れた紙を替える草を食べた後の小さなふんに気づく
草を立てた容器倒れていないか、口に隙間がないかを見るどの葉によくつかまるか分かる
バッタの居場所ケースの外から確かめる草の陰に隠れた一匹を見つけられる

ふたを開けると跳んだり飛んだりすることがあるので、最初は大人も一緒に作業します。新しい草と交換する紙を先に用意し、バッタのいる所を見てからふたを開けます。甲賀市の案内では、大きな透明の袋の中でエサ替えや掃除をする方法も紹介しています。袋は逃げ出しを受け止める作業用に使い、口を閉じたまま飼育する物にはしません。

草をかじる口と、つかまる脚を見てみよう

食べている時は、ケースの横からそっと近づいてみましょう。口が葉に触れる所、葉の縁が少しずつ減る所、前の脚で支える姿。動きが見つかったら、親子で同じ所を見てみてください。

後ろ脚は前の脚とどう違うでしょうか。教育出版のトノサマバッタ図鑑では、長く根元が太い後ろ脚や、幼虫の小さな翅を紹介しています。家のバッタと写真を見比べると、「まだ子どもなのかな」「この脚で跳ぶんだ」と次の疑問が見つかります。

家で広げる図鑑には「小学館の図鑑NEO〔新版〕昆虫 DVDつき」もおすすめです。虫の名前を調べるだけでなく、体や育ち方のページも一緒に見てみましょう。

おすすめ商品 · 家で開く昆虫図鑑

家で写真と見比べ、虫の名前や特徴を探す一冊。小学館の図鑑NEO「昆虫」DVDつきです。持ち歩く道具とは分けて、家で広げて使う図鑑として紹介しています。

幼虫を育てて脱皮に出会ったら、その時はケースを揺らしたり体をつまんだりせず、変わっていく姿を見守ります。抜けた皮や伸びた翅に気づくのも、何日か一緒に暮らす楽しみです。

「昨日より食べたね」が、次の虫探しにつながる

草を食べている所を初めて見つけた日、ふたを自分で閉められた日。写真や日記に残すのも楽しいですが、その場で親子が一緒に驚くだけでもよい時間になります。

次に草むらへ行ったら、バッタだけでなく、エサにした草も探してみましょう。「うちのバッタはこれを食べるよ」と子どもが教えてくれるかもしれません。家で知った一匹の暮らしが、外の草地を見る目を変えてくれます。

跳ぶ先の狙い方は親子でバッタを捕まえるコツで確かめられます。

バッタの飼い方でよくある質問

エノコログサの穂を食べさせればよいですか?

トノサマバッタやショウリョウバッタには、新鮮な葉の付いた草を用意します。穂だけを入れるのではなく、葉を食べているか、しおれていないかを確かめます。

バッタが草を食べない時は?

まず種類とエサが合っているか、草がしおれていないかを見ます。オンブバッタならヨモギなど、別の食草が必要です。見ている間に食べなくても、時間を置いて食べ跡やふんがあるか確かめられます。

外で観察するだけでも楽しめますか?

捕まえたバッタをケースで見て、元の草地へ戻す遊びもできます。飼育する日には新鮮な草を継続して用意し、日々の交換と掃除も楽しんでみてください。

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