子どもの皮膚にマダニが食い付いていたら、無理に引き抜かず、皮膚科などで処置を受けましょう。 外遊びの日と場所、付いている所、体調を伝えます。処置後も数週間は体調を見て、発熱などがあればマダニに刺されたことを伝えて受診します。
入浴や着替えで、小さなできもののような物に気付くこともあります。子どもが知らせてくれたら、「教えてくれてありがとう。一緒に見てもらおう」と、親が次の行動を引き受けます。
皮膚に食い付いたマダニは、皮膚科などで処置を受ける
マダニは皮膚へ口器を差し込み、長い時間吸血します。無理に引くと一部が皮膚に残ることがあるため、厚生労働省は医療機関での処置を案内しています。痛みやかゆみがなくても、食い付いている場合は受診につなげます。
- 付いている所を引っ張ったり、潰したりしない。
- 子どもが気にして触る時は、親がそばで声をかける。
- 皮膚科などへ連絡し、「子どもの皮膚にマダニらしい虫が付いている」と伝える。
虫よけをかけて外そうとすることも避けます。虫の名前を調べるために処置を待つ必要はありません。虫かできものか分からない場合も、引っ張って確かめず、受診先で見てもらいましょう。
マダニの受診では、外遊びの日と場所を伝える
診察では、どこで遊び、いつ気付いたかを伝えます。時刻が正確に分からなければ、「夕方の着替えで見つけた」「週末に河川敷で遊んだ」と、分かる範囲で大丈夫です。情報を全部そろえるために、連絡を後回しにしません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 伝えること | 例 |
|---|---|
| 子どもの年齢と付いている所 | 小学生、膝の裏に付いている |
| 外で遊んだ日と場所 | 昨日の午後、公園の草地で虫を探した |
| 気付いた時 | 帰宅後の着替えで見つけた |
| 今の体調 | 発熱やだるさの有無、付いた所の様子 |
| すでにしたこと | 触った、引いた、何か塗ったなど |
親が一人の場合は、子どもをそばに座らせたまま電話します。もう一人の大人がいれば、一人は子どものそばにいて、もう一人が連絡や移動の準備をすると進めやすくなります。
マダニを取った後も、数週間は体調を見る
処置後は、受診先で伝えられたことに沿って過ごします。数週間ほどの間に発熱などがあれば、マダニに刺されたことと時期を伝えて診察を受けてください。国立健康危機管理研究機構の案内
すでに自分で取ってしまった場合も、そのことを伝えます。虫が残っているか確かめようと皮膚を掘らず、受診先へ相談しましょう。
次の外遊びに向けて、長袖と虫よけを選ぶ
体調が落ち着き、受診先の案内に沿って次のお出かけを考える時は、草に触れる服装を準備します。長袖・長ズボンで肌を覆い、マダニが表示対象の虫よけも組み合わせます。これらは次の予防に使う物で、皮膚に付いたマダニを外す道具ではありません。
小学生の長袖には「THE NORTH FACE サンシェードティー NTJ12565(130〜160cm)」がおすすめです。ポリエステル100%の伸びる生地で、頭からかぶる形です。腕を伸ばした時の袖丈を見て選びます。
「天使のスキンベープミスト プレミアム 200mL」は、マダニも対象のイカリジン15%製品です。ベビーソープの香りがあります。使う年齢や手順、肌が敏感な時の少量での確認は、塗り方の記事で確かめてください。
次の草地遊びに向けて選ぶ長袖と虫よけ
受診後に次のお出かけを準備する時の用品です。肌を覆う長袖と、マダニが表示対象の虫よけを選びます。
おすすめの理由: 軽いポリエステル素材の長袖。伸びる生地と肌離れを考えた裏面で、網を構える動きにも合わせやすい一枚です。
選ぶときに見る所: 130〜160cmの展開で、頭からかぶる型です。腕を伸ばしたときの袖丈で選びます。UVカットは日差しへの機能で、虫よけ加工はありません。
おすすめの理由: イカリジン15%配合のミスト200mL。親子で使う虫よけにおすすめで、ベビーソープの香りがあります。
選ぶときに見る所: 顔へ直接噴霧せず、ポリウレタンを使った服などには使えません。香りがあるので、子どもの好みも聞いて選びましょう。
長ズボンには「THE NORTH FACE マウンテンイージーパンツ NBJ82606(130〜160cm)」もあります。しゃがんだ時の腰まわりと裾丈を見て選びます。生地にはポリウレタンが含まれるため、紹介したミストをこのズボンへ吹き付けません。
おすすめ商品 · 長ズボン
薄手で伸縮性のある長ズボン。しゃがんだときの膝と腰のゆとりを見て選びます。ウエストはひも調整です。
虫よけだけで付着を完全に防げるわけではないので、帰宅後の着替えや入浴も準備の流れに入れておきます。詳しい服装は草むらで遊ぶ日のマダニ対策、見えにくい所の確認は帰宅後の服と体チェックへ。
子どもにマダニを見つけたときのよくある質問
かゆみがなくても、皮膚に付いていたら受診しますか?
食い付いているマダニは無理に引き抜かず、皮膚科などで処置を受けます。痛みやかゆみの有無だけで判断しません。
もう取れている場合はどうしますか?
すでに取れたことと、外遊びの時期や場所を受診先へ伝えます。残った物を取ろうと皮膚を掘らず相談し、その後の発熱などにも注意します。
服の上を歩いている物も、引き抜いてはいけませんか?
服の上を歩いていて皮膚に食い付いていない物は、状況が違います。服に付いたマダニは粘着テープなどで取り除く方法が公的資料にあります。皮膚に食い付いた物を、同じようにテープで外そうとはしません。
次に見たい虫の話も、親子で続けていこう
処置と体調の確認は大人が引き受け、子どもには「気付いたら教えてね」と伝えます。落ち着いて過ごせる時には、その日に見た虫の写真を眺めたり、「あのバッタはどこへ跳んだんだろう」と話したりしてもよいですね。
次に出かける時は、袖と裾を整えてから「今日はどの虫を探そうか」。身支度を覚えることと、自然の中で面白いものを見つけることを、親子で少しずつ重ねていけます。






