カブトムシが活発に動く姿を探すなら夜、明るい中で親子が歩きやすい時間を選ぶなら早朝がおすすめです。どちらも、先に樹液の出ている木を見つけておくことが大切。 時間帯より、樹液の木を知っているかどうかで見つけやすさが変わります。
最初の日の目当ては、カブトムシより先に「樹液の木を一本」。昼間に「この木に来そうだね」と目星を付け、別の時間に見に行きます。親子で同じ木を覚えるところから始められます。
カブトムシ採集の時間:早朝と夜の違い
表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 時間 | 探し方の特徴 | 親子で計画するなら |
|---|---|---|
| 夜 | カブトムシが樹液へ集まる活動時間 | 明るいうちに歩いた道を、親子それぞれの灯りでたどる |
| 日の出後の早朝 | 幹や根元を明るい中で見られる | 夜に来ていた虫が残っていないか、樹液の周りを探す |
| 昼間 | 虫の姿だけでなく、樹液のある木を見つける時間 | 木と道を覚え、次に朝か夜に来る作戦を立てる |
カブトムシは夜に活動し、昼間はあまり動きません。ただ、朝になった途端に一匹もいなくなるわけではなく、昼間に見つかることもあります。初めての親子なら、歩き慣れた場所を早朝に探す方法も試せます。
夏の成虫を探す計画にします。見られる時期は地域によってずれるため、近くの自然観察施設などの情報も手がかりにします。夜に行く場合は、出入口が開いている時間を調べてから出かけます。
昼の下見で、樹液の出る木を探そう
クヌギやコナラなどの幹を、地面に近い所から見上げます。樹液で濡れた所、甘酸っぱいにおい、集まっている虫が手がかりです。同じ種類の木でも、樹液が出ているのは一部の木です。

親子で探す順番は、次のようにすると場所を覚えやすくなります。
- 道から見える幹を一緒に探す。
- 樹液がある木を見つけたら、周りの曲がり角や大きな根を覚える。
- 幹の表側だけでなく、反対側や根元にも目を向ける。
- 次に来たら同じ順番で回り、前との違いを見る。
樹液を出そうとして木を削る必要はありません。すでに出ている所を探す方が、虫の集まる木を覚えられます。樹液にスズメバチがいる木は離れて、別の木へ進みます。
夜のカブトムシ探しに使うライト
親が足元を照らす灯りと、幹を見る灯りがあると、照らす役と見つける役を分けられます。親がヘッドライトを着ければ、虫をケースへ入れるときにも両手を使えます。
- GENTOS CP-131D:電池込み約85g、単3電池1本のヘッドライト。明るさを200・70ルーメンに切り替えられます。赤色灯はなく、頭に着けて使います。
- GENTOS SG-530:電池込み約151g、単3電池2本の手持ちライト。幹の裏へ向けたり、光の範囲を変えたりできます。340ルーメンで、明るさの強弱を変えるモードはありません。
子どもが手持ちライトを使う場合は、持ち続けられる重さか、後ろのスイッチを押せるかを家で試しておきましょう。詳しい比較は夜の虫取りライト2種類にまとめています。
現地では、歩くときは足元を照らし、木を見るときは立ち止まって幹へ光を向けます。親と子で照らす向きを少し変えると、樹皮にまぎれた輪郭が見えることがあります。
見つけたカブトムシを、子どもと捕まえてみよう
届く高さにオスを見つけたら、まず親が胸から出た短い角を示します。頭から出た長い角とは別です。短い角をそっと持ち、脚が木から離れる動きに合わせてケースへ移します。
木にしっかりつかまっているときは、引っ張り続けず、カブトムシが自分で脚を動かすのを待ちます。石川県ふれあい昆虫館の飼育員も、短い角の持ち方と、しがみついた個体を無理に引き離さないことを案内しています。
角のないメスは親が手伝い、脚をつまんで持ち上げないようにします。最初は子どもがケースを持つ役でもよいです。「次は自分で持ってみる」と言ったら、低い位置で一緒に試してみましょう。
観察には、透明な側面から見られるケースを使えます。三晃商会のクリーンケースSSは、置いて横から眺めるのにおすすめです。別々に捕まえた虫を一つへ詰め込まず、一匹の動きを見られるようにします。
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フタに通気孔がある透明ケース。保護者が運び、日陰で短く観察する用途に。リュックに入れるときは虫を出してからにします。
樹液の木を探す、おすすめのライト
足元と幹を照らす役割を分けて選びましょう。朝の明るい時間だけなら、使う場面があるかを考えて準備できます。
おすすめの理由: 単3電池1本、電池込み約85g。両手を空けて歩き、虫かごや撮影にも使う大人の灯りに。
選ぶときに見る所: High200/Eco70ルーメンで、赤色灯はありません。頭に着けて使うライトなので、手で持って照らしたいときは手持ちライトを合わせます。
おすすめの理由: 光を広げたり絞ったりできる手持ちライト。親子で幹や葉を照らす場所を変えて探せます。
選ぶときに見る所: 単3電池2本、電池込み約151g、長さ約16.3cm。340ルーメンで強弱の切り替えはありません。子どもが握れる太さか、後ろのスイッチを押せるかを見て選びます。
捕まえた後は、角と脚の働きを見よう
「角がかっこいい」で始めて大丈夫。気になったら、見たい所を一つずつ増やしてみましょう。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 見る所 | 親子で面白がれること |
|---|---|
| 頭と胸の角 | 長い角と短い角は、どちらから生えている? |
| 脚の先 | 木にしがみつける、かぎづめが付いている |
| 食べているところ | 樹液に口を付けたまま、どんな動きをしている? |
| オスとメス | 角の有無だけでなく、背中の表面も比べてみる |
図鑑の写真を見てから実物を見ると、小さな所にも目が向きます。子どもに自分の一冊を渡して、「どこが同じかな」と探してもらうのも楽しみ方の一つです。
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見つけた虫をその場で調べる一冊に。自分用の図鑑とノートを並べると、写真とスケッチを見比べながら記録できます。
飼ってみたい場合は、カブトムシ飼育の道具と世話へ。家でも食べる姿や昼夜の違いを見られます。その場で見る日は、元の木へつかまらせて、次に来たときの楽しみにしましょう。
見つからなかった日は、次に回る木を決めよう
一回で見つからなくても、樹液の木を一つ覚えられれば、次はそこから探せます。「朝は何もいなかったけれど、夜ならどうだろう」と、時間を変える作戦も立てられます。
親が探し当てた木を、次は子どもが案内してくれるかもしれません。何匹捕れたかだけでなく、一緒に歩いた道や、初めて見つけた瞬間も、あとから話せる虫取りの思い出になります。
出かける前の準備には、カブトムシ採集の持ち物が役立ちます。
カブトムシ採集の時間でよくある質問
カブトムシ採集は朝何時に行けばよいですか?
早朝なら日の出後、道と幹が見える時間から、樹液の出ている木を探します。施設の利用時間と、地域で成虫が見られる時期も合わせて計画を。
夜に行かないと捕まえられませんか?
夜は活発に動く時間ですが、朝や昼間に見つかることもあります。親子で歩きやすい時間に下見をし、同じ木を繰り返し探す方法から始められます。
木にしがみついて離れないときは?
脚を引っ張らず、自分で動くのを待ちます。オスを持つときは胸の短い角をそっと持ち、木から脚が離れたところで移します。子どもが難しそうなら、ケースを持つ役と交代できます。






