虫取りのコツは、逃げられたあとに一つ変えて試すこと
子どもが虫を捕まえたいときは、近づき方・網を出す方向・待つ場所のどれか一つを変えて、もう一度試してみましょう。 親は虫の居場所を教えたり、ケースを持ったりして、子どもが自分で捕まえる場面を作ります。
「今度こそ!」と夢中になる時間も、逃げられて悔しい気持ちも、親子の虫取りの一部です。その日の目当ては「さっきより近づけた」くらいがちょうどいい。捕まえたら、まずは一緒に喜びましょう。
捕まえられないとき、親子で試せる三つの作戦
虫が止まった場所を、目で追っておく
虫が飛び立ったら、網を振り続ける手を止めて、どこへ行ったか探してみます。親が「右の草に止まったよ」と場所を教え、子どもがもう一度近づく役になると、二人で協力できます。
どこにいるか見失う子には、虫の名前より「あの黄色い花の下」「葉っぱの先」と目印を伝えると探しやすくなります。身近な居場所は公園での虫探しも参考にしてください。
網を持ち直し、届く位置から試す
網の先がふらつくなら、柄を短めに持ってみます。虫のすぐそばで大きく振り上げると逃げられることがあるので、先に網を構え、届く位置までゆっくり近づいてみてください。
最初の一回だけ親が動きを見せて、「次はやってみる?」と渡す方法もあります。虫の逃げ方によって工夫は変わるので、草地ならバッタの捕まえ方へ進めます。
親がケース係になり、子どもに網を任せる
網とケースを一人で扱うのが難しければ、親がケースを持つ係になります。捕まえた後に逃がしてしまいそうなら、ケースへ移すところを一緒に行います。どの部分を手伝ってほしいか、その場で聞いてみてください。
網を動かす場所には人がいないか確かめ、道路や水際へ逃げた虫は追わず、草地で次の一匹を探しましょう。
「もうやだ」と悔しがったときの声かけ
逃げられた直後は、「捕まえたかったね」と気持ちを受け止めます。すぐに「でも勉強になったね」とまとめなくても大丈夫です。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 子どもの様子 | かけてみたい言葉 | 親が手伝えること |
|---|---|---|
| もう一回やりたそう | 「今度はどこから近づく?」 | 虫を見失わないよう居場所を伝える |
| 親に捕ってほしい | 「最初は一緒にやってみようか」 | 網を構えるところまで手を添える |
| 疲れて動きたくない | 「座って、さっきの虫の話をしようか」 | 飲み物を飲んでひと息つく |
| 別の物を見つけた | 「そっち、何がいる?」 | 子どもが見たい方へ遊びを広げる |
声かけは会話の例です。答えを引き出そうと質問を続けるより、本人が話し始めたことに耳を傾けてみましょう。
自分で動かしやすい虫取り網と、見やすいケースを選ぶ
子どもが実際に持ち、構えやすい網を選ぶと、自分で試せる場面が増えます。長さや持ち運び方を比べたいときは子ども用虫取り網の選び方へ。捕まえた虫の顔や脚を見たい子には、透明な観察ケースも楽しみな道具になります。三晃商会のクリーンケースSSは、親が運んで日陰へ置く観察用におすすめです。
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フタに通気孔がある透明ケース。保護者が運び、日陰で短く観察する用途に。リュックに入れるときは虫を出してからにします。
自分で捕まえたい子におすすめの道具
網を構える子、ケースを持つ親。次に使ってみたい道具を親子で選びましょう。
おすすめの理由: 小型で持ち歩きやすい伸縮網。チャーム楽天市場店の掲載例は全長約39〜86cm、口径約19.5cmです。徒歩や自転車で出かける日の候補になります。
選ぶときに見る所: 販売店により寸法の表記が異なります。購入先の本数と、縮めた長さ・伸ばした長さを確かめてください。丈夫さを優先するなら別のタイプも比べ、届いたら子どもと短い状態から試してみましょう。
おすすめの理由: 拡大窓付きのケース、小型の網、ピンセットをまとめて選べます。捕まえてから近くでのぞく遊びまで楽しみたいときに。
選ぶときに見る所: ケースは147×71×107mmの小型です。トンボなど大きな虫も入れたいなら、広いケースも比べましょう。
おすすめの理由: 家で広げて、写真や解説をじっくり調べる一冊としておすすめ。持ち歩くポケット図鑑とは使い分けます。
選ぶときに見る所: 大判でDVDつき。置き場所と、DVDを再生できる機器があるかを見ておきましょう。
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捕まえたあとは、子どもが気になったところを一緒に見る
「脚が長い」「顔がおもしろい」と子どもが言ったら、そこを一緒にのぞいてみます。名前を教える前に、何が面白かったのか聞くと、親が見落としていた特徴に気づくこともあります。
図鑑を開いたら、まずは目の前の虫と似た絵を探してみましょう。名前が分かったら呼んでみたり、次に見たい虫を選んだりできます。公園へ持ち出す一冊には、小学館の図鑑NEO POCKET「昆虫」を紹介します。
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見つけた虫をその場で調べる一冊に。自分用の図鑑とノートを並べると、写真とスケッチを見比べながら記録できます。
持ち帰って世話をしてみたい時は、虫ごとの食べ物と飼育の準備を一緒に調べます。
次の虫取りは、子どもの作戦を聞いてみよう
帰り道に話すなら「次はどこで探そうか」。その日に見つけた場所へもう一度行くのも、逃げられた虫に再挑戦するのも楽しみです。
次のお出かけで子どもが「あっちにいたよ」と先に案内してくれたら、その発見を頼りに歩いてみてください。親子で知っている場所が、一つずつ増えていきます。
子どもと楽しむ虫取りでよくある質問
親が捕まえてあげてもよいですか?
子どもが頼んだときは手伝ってかまいません。全部の虫を先に捕るのではなく、見つける、網を構える、ケースで見るなど、本人がやりたい部分を残すと一緒に楽しめます。
虫が一匹も捕れなかったらどうしますか?
まだ探したければ、花の近くから草の根元へ場所を変えてみます。疲れたら休憩し、その日に見つけた物の話をしてもよいでしょう。次に来たい場所や探したい虫ができれば、また出かける楽しみになります。
ノートは毎回書いたほうがよいですか?
書きたくなったときで十分です。好きな写真を一枚選ぶ、家族に見つけた虫を話すなど、子どもに合う楽しみ方を選べます。
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