子どもが「虫取りをしてみたい」と言ったら、近くの公園へ出かけてみましょう。草の中で跳ぶ虫、木から聞こえる声、葉にあいた穴。いつもの散歩道にも、立ち止まると見えてくるものがあります。
初めての虫取りは、探して捕まえる一回から
初めての虫取りは、子どもが気になる虫を一緒に探し、捕まえてみたいなら網を使ってみるところから。うまくいかなくても、近づく速さや網をかぶせる向きを変えて、もう一度試せます。
最初の日の目当ては「一匹見つける」くらいがちょうどいい。捕まえられたら、帰り道の話がもう一つ増えます。
親は捕まえた数を数えるよりも、「どこにいた?」「次はどうしてみる?」と子どもの話を聞いてみてください。帰り道に好きだった場面を話せると、次の虫取りの楽しみになります。
初めての虫取りは、近くの草地や木から探す

背の低い草地と木がある公園なら、場所を変えて虫を探せます。着いたら、入口にいちばん近い草むらで一度しゃがんでみてください。子どもの目の高さになると、草の上、葉の裏、木の幹が見えてきます。虫が見つからなければ、別の葉や木へ進んで大丈夫です。
何を探すか迷ったら、「葉にあいた穴」「跳ぶ虫」などを目印にする親子の昆虫ビンゴも試せます。子どもと探したいマスを選んでから歩くと、いつもの公園でも立ち止まる場所が変わります。
公園の掲示で採集や立入に関する決まりを見たら、その範囲で遊びます。休憩しやすい日陰やトイレがあると、初めてでも途中で休みながら遊びやすくなります。近くの虫取り場所の探し方も参考にしてください。
網と虫かごを使って、捕まえることを試そう
子どもが持ちやすい網と、中が見やすい虫かごを用意すると、捕まえた後の観察まで楽しめます。網を持つのが初めてなら、大人が一度動きを見せて、次は子どもの番です。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 場面 | 試せる工夫 | 親の声かけ |
|---|---|---|
| 虫に近づくと逃げる | 足を止め、虫が止まるのを待ってから近づく | 「今度はゆっくり行ってみる?」 |
| 網が届かない | 無理に腕を伸ばさず、届く所へ来るのを待つ | 「あの葉に止まったらやってみよう」 |
| 網に入ったか分からない | 網を振り続けず、袋の中を確かめる | 「入ったかな。一緒に見よう」 |
| 触るのはまだ怖い | ケース越しに見る | 「どこならよく見える?」 |
道路や水際へ飛んだ虫は追いません。広く歩ける場所で、虫との距離や網の向きを工夫して遊びます。
観察では、子どもが気づいたところを一緒に見る
捕まえた虫を見て「脚が長い」「羽が透けている」と言ったら、そこを一緒にのぞいてみます。名前をすぐ教えなくても、図鑑の似た写真を探す時間を楽しめます。
親が質問を続けるより、子どもが黙って見ている時間も残してみてください。絵を描きたい、鳴き声を聞きたい、もう一匹と比べたい。何に興味を持つかで、その日の遊びを変えられます。
初めての一匹に、自分の網と図鑑を
捕まえてみたい、名前を知りたい。子どもがやってみたいことから、最初の道具を選びましょう。
おすすめの理由: 小型で持ち歩きやすい伸縮網。チャーム楽天市場店の掲載例は全長約39〜86cm、口径約19.5cmです。徒歩や自転車で出かける日の候補になります。
選ぶときに見る所: 販売店により寸法の表記が異なります。購入先の本数と、縮めた長さ・伸ばした長さを確かめてください。丈夫さを優先するなら別のタイプも比べ、届いたら子どもと短い状態から試してみましょう。
おすすめの理由: 現地に持ち出しやすいポケット判。捕まえた虫をその場で調べたい親子におすすめです。
選ぶときに見る所: 持ち歩き用の小さな判型です。写真と文字の大きさが子どもに見やすいかを見て選びます。
虫取りの途中は、休憩してから続きを楽しもう
草地を一回りした、次の木へ移ろうとしている。そんな区切りで「少し休もうか」と声をかけてみます。水筒から飲んでひと息ついたら、さっき見つけた虫の話をしながら次の場所を決められます。休憩の時刻は固定せず、暑さや子どもの様子を見て大人が声をかけます。
暑さが厳しい日や体調が悪い日は日を変えます。夏の具体的な判断は暑い日の虫取りと休み方で確認できます。
初めて使う網・ケース・図鑑を選ぼう
最初の一つは、子どもがいちばんやりたいことから選べます。捕まえたい子は網、近くで眺めたい子は透明ケース、名前を知りたい子は図鑑です。
捕まえてみたい子には、自分で持つ網。 小型の伸縮網、エーワンのファンキーズ1号がおすすめです。届いた日に一度伸ばして、子どもが構えてみるところから始められます。伸縮式と固定式は移動方法でも選び方が変わるので、子ども用の網の比較も参考にしてください。
おすすめ商品 · 虫取り網
小型の伸縮網です。チャーム楽天市場店の掲載寸法は全長約39〜86cm。販売店により表記が異なるため、購入先で縮めた長さと伸ばした長さを確認してください。届いたら、短い状態から子どもと長さを試せます。
捕まえた虫を近くで見たいなら、透明ケース。 三晃商会のクリーンケースSSは、親が運び、日陰に置いて横から見る観察用におすすめです。まずは空のケースで、子どもとふたを開けてみると使い方がつかめます。
おすすめ商品 · 観察ケース
フタに通気孔がある透明ケース。保護者が運び、日陰で短く観察する用途に。リュックに入れるときは虫を出してからにします。
虫の名前を知りたいなら、携帯図鑑。 小学館の図鑑NEO POCKET「昆虫」で、目の前の虫と似た写真を探してみましょう。出発前に気に入ったページを選ぶのも楽しみです。
おすすめ商品 · 携帯図鑑
見つけた虫をその場で調べる一冊に。自分用の図鑑とノートを並べると、写真とスケッチを見比べながら記録できます。
飲み物を持って出かける水筒も、好きな柄で。 マインクラフト柄とミッフィー柄を紹介しています。家で開けて飲む練習をしてから、お出かけへ持っていきましょう。
おすすめ商品 · 水筒
マイクラ柄を持って虫取りへ。580mlの保冷専用ボトルで、ワンプッシュ開閉とロック付き。出発前に、お子さんと開け閉めを試してみましょう。
ボタンを押して開ける、ロックリング付きの水筒。直飲みとコップを選べます。お子さんがロックを外し、閉め直せるかを出発前に試しましょう。直飲みは冷たい飲み物用です。
服装や親の持ち物も含めた一覧は子どもの虫取り持ち物リストへ。印刷したいときは小学生のチェックリストを使えます。
捕れなかった日も、次の作戦を考えられる
逃げられて悔しがったら、すぐ「見るだけで十分」と終わらせず、「今どっちに跳んだ?」「網をもう少し低くしてみる?」と一緒に考えます。休みたくなったらひと息つき、また試したくなったら挑戦できます。
帰り道には「いちばん面白かったのは何?」と聞いてみてください。捕まえた瞬間でも、飛んで逃げた姿でも、その子が選んだ場面が今日の思い出です。次は別の虫を探す、同じ場所へ来る、図鑑で調べた虫を見つける。次回の楽しみを親子で決められます。
「次はもっと上手に捕まえたい」と言われたら、子どもと虫取りを楽しむコツへ。
初めての親子虫取りでよくある質問
初回から虫取り網を買ってもよいですか?
子どもが捕まえてみたいなら、自分用の網を選んで始められます。身長に合う長さと持ちやすさを見て選び、最初は大人と一緒に動かしてみます。見ることが好きなら、観察ケースや図鑑から選ぶ方法もあります。
一匹も捕まえられなかったら、どう声をかけますか?
「悔しかったね」と気持ちを聞き、逃げた方向や近づき方を一緒に振り返ります。まだ試したい様子なら、場所ややり方を変えてもう一度。親が先回りして全部捕まえなくても大丈夫です。
どのくらい遊べばよいですか?
年齢だけで時間を固定せず、暑さ、疲れ、興味に合わせます。草地を一回りしたときなどに休憩をはさみ、まだ遊びたいかを親子で話して決めます。






