田んぼ周りでは、杭や草の先に止まるトンボ、草地を跳ぶバッタ、花に来るチョウを探してみましょう。稲の高さや水のある景色も一緒に見ると、虫が暮らす場所への興味が広がります。
田んぼやあぜは米づくりの場所です。普段の散歩は通れる道から、捕まえて遊びたい日は所有者に案内された場所や生き物調査の体験へ。どこで遊べるかが分かれば、親子で落ち着いて一匹を探せます。
田んぼ周りのトンボは、止まった先を見つけよう
通れる道で立ち止まったら、近くの杭や草の先を一つ決めて眺めてみてください。飛び続けるトンボを追いかけるより、そこへ止まるのを待つと体を見やすくなります。親が「あの先に止まった」と教え、子どもが自分の目で探してみます。
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| 見る所 | 親子で比べること |
|---|---|
| 止まる場所 | 同じ杭へ戻る? 草の先と低い葉のどちらにいる? |
| 体と羽 | お腹は何色? 羽に模様がある? |
| 一緒にいる虫 | トンボだけ? バッタやチョウも同じ草に来る? |
アキアカネは、初夏に水田などで羽化し、夏には涼しい高原へ移動するトンボです。環境省のアキアカネ紹介にも、その季節の動きが載っています。目の前の赤いトンボがすべてアキアカネとは限らないので、胸や羽の模様も図鑑で見比べます。
「このトンボも水の中にいたのかな」と気になったら、ヤゴとトンボの観察へ。水田と虫の一生がつながると、いつもの景色も違って見えます。
草の虫を捕まえたい日は、遊べる範囲を聞こう
知り合いの農家や体験施設で虫を探すなら、「子どもとバッタを捕まえたいのですが、どの辺で遊べますか」と聞いてみます。通ってよい道、草地、入らないあぜや水路を一緒に示してもらうと、子どもにも伝えやすくなります。
あぜへ乗り出したり、稲の間へ網を入れたりせず、案内された草地で跳ぶ一匹を狙います。親は着地した場所を見る係で、近づくのは子どもの番です。バッタの捕まえ方も参考にできます。
水路は草で縁が見えにくいことがあります。水の中の生き物も見たくなったら、子どもだけで近づかず、次の体験に参加する方法を選べます。
生き物調査に参加すると、農家の話も聞ける
地域の「田んぼの学校」「田んぼの生き物調査」は、農家や詳しい人と一緒に探せる機会です。申し込む前に、子どもが採集できる内容か、歩く場所、貸出道具、必要な服装を確認します。
農林水産省の生態系調査の紹介には、農家、学校、地域の人などが参加した「田んぼの生きもの調査」の記録があります。親子で参加できる今の募集は、住んでいる自治体や体験施設の案内で探してみてください。
見つけた一匹に「何を食べるの?」「稲にも関係がある?」と聞けると、虫取りがお米の育つ場所を知る時間にもなります。
田んぼの虫を見る双眼鏡と、持ち歩く図鑑
杭に止まるトンボを見たい親子には、PENTAX Papilio II 6.5x21を紹介します。6.5倍、最短約50cmからピントが合う双眼鏡で、少し離れた所から体や羽の模様を見比べられます。
約290gあるため、親が運び、立ち止まった場所で交代すると使いやすくなります。親子それぞれの目幅と見え方を試して選んでください。このII型は防水ではありません。雨や水しぶきの中では使わず、太陽ものぞきません。
名前を調べる図鑑には、小学館の図鑑NEO POCKET「昆虫」を紹介します。その場でトンボの写真を比べ、帰ってから幼虫の姿や食べ物を読む一冊になります。
トンボの姿を見比べる双眼鏡と図鑑
杭や草に止まった一匹を眺め、名前や暮らしを親子で調べる道具です。
おすすめの理由: 約50cmからピントが合う6.5倍の双眼鏡。花に止まるチョウの口や模様を、親子で交代して見たいときに。
選ぶときに見る所: 約290gで、防水型ではありません。子どもの目の幅に合うか、両手で持ちやすいかを試して選びます。
おすすめの理由: 現地に持ち出しやすいポケット判。捕まえた虫をその場で調べたい親子におすすめです。
選ぶときに見る所: 持ち歩き用の小さな判型です。写真と文字の大きさが子どもに見やすいかを見て選びます。
許可された草地で捕まえたい日の小型網には、エーワン ファンキーズ1号 KAT-20BKを紹介します。約39〜86cmへ伸縮します。届いたら一度伸ばして、伸縮部と縫い目を確かめておきます。
おすすめ商品 · 虫取り網
小型の伸縮網です。チャーム楽天市場店の掲載寸法は全長約39〜86cm。販売店により表記が異なるため、購入先で縮めた長さと伸ばした長さを確認してください。届いたら、短い状態から子どもと長さを試せます。
農作業の日は、別の道や時間を選ぶ
草刈りや散布の作業が行われている所には近づかず、作業車の通り道や田んぼの出入口をふさがない場所で過ごします。車で行く日は、案内された駐車場所へ。あぜや農道の空いて見える部分を駐車場にはしません。
作業する人へ離れた場所から声をかけ、「今日は反対側を歩こう」「次は稲が伸びた頃に来よう」と、その日に合う行き先を選べます。観察会では、主催者の案内に沿って動きます。
次は稲の高さと、出会う虫の違いを見よう
水が見えていた田んぼに稲が茂り、やがて穂が垂れる。その間に同じ道を歩くと、草の色や飛ぶ虫も変わります。
帰り道に「前に来たとき、ここで何を見たっけ」と話してみてください。いつか食卓でご飯を見たときにも、「あのトンボがいた田んぼ」の景色を親子で思い出せるかもしれません。
田んぼのほかにもトンボやバッタを探せる場所を見つけたくなったら、虫取り場所の選び方で、見たい虫から公園を選ぶ方法を確かめられます。
田んぼ周りの虫取りでよくある質問
田んぼの近くで網を使ってもよいですか?
所有者や管理者に案内された場所では、その条件に沿って使います。あぜや稲の中へ勝手に入り込まず、遊べる草地や体験を選びましょう。
赤いトンボは全部アキアカネですか?
ほかにも似た仲間がいます。赤い色だけで決めず、胸や羽の模様、見られた季節を図鑑と比べてみてください。
知り合いの農家がいなくても楽しめますか?
通れる道から飛ぶ虫や止まる姿を見たり、自治体や施設の生き物調査へ参加したりできます。採集をしたい日は、体験内容に含まれるかを見て選べます。






