河川敷の虫取りは、水面から離れた平らな草地で、跳ぶバッタや草に止まるトンボを探すところから。親が着地点を見て、子どもが網を向ける。広い草地なら、そんな役割分担も楽しめます。
河川敷ならではの注意は、増水と、草に隠れた水際、日陰の少なさです。着いたら、遊ぶ範囲と戻る道を先に決めます。そこから先は、その中で一匹を追う時間です。
河川敷の草地では、跳ぶ虫と止まる虫を探そう
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| 探す場所 | 出会いの手がかり | 見つけた後の楽しみ |
|---|---|---|
| 平らな草地や草の端 | 足元から跳んだバッタ、葉につかまる姿 | 着地した所へ近づき、草の色と体を見比べる |
| 花の咲いている所 | 花に来るチョウ、花から花へ移る姿 | 同じ花へ戻るか、次にどの花へ行くか待つ |
| 陸側の草の茎や枝 | 止まっているトンボ | 羽の向きや体の色を見て、飛び立つ瞬間を追う |
地域と季節によって見られる虫は変わります。甲府河川国道事務所の紹介では、富士川周辺の草地のバッタ類や、河川敷・土手で見られるミヤマアカネなどを紹介しています。近くの川でも、河川事務所や自治体の生き物紹介が、探す虫を選ぶヒントになります。
バッタは、親が着地を見て子どもが狙う
草の中へむやみに網を振るより、跳んだ一匹から目を離さず、止まった場所へ近づくと探しやすくなります。親は指で場所を示し、子どもが近づいて網をかぶせます。

- 草地の端からゆっくり歩き、跳ぶ一匹を見つける。
- 親が着地点を見て「その葉の下」と伝える。
- 子どもが網を構え、止まっている所へかぶせる。
- 逃げられたら、次の着地点からもう一度試す。
一度で捕まらなくても、「今度は横から近づこう」と作戦を変えられます。袋の中から取り出す方法はバッタの捕まえ方へ。
水際や急な斜面へ飛んでいった一匹は追わず、平らな草地で次を探します。子どもには「あの道と、この草の端の間で探そう」と、見える目印で遊ぶ範囲を伝えておきます。
増水と水際は、出発前と遊んでいる間に見る
出発前に、現地だけでなく上流の雨と、川の水位・立入規制を確認します。今いる場所が晴れていても、上流の雨で増水する場合があるためです。川の防災情報では、雨量や水位を見られます。
現地では、草地から堤防上や公園の出口へ戻る道を先に歩いてみます。水との境目が草で隠れている所や、崩れた斜面の縁は、虫を追う場所に選びません。
水位が上がる、急に濁る、枝やごみが流れてくる、放流のサイレンが鳴るといった変化があれば、虫取りをやめて川から離れます。川を見に近づかず、陸側の高い場所へ移りましょう。水辺の安全ハンドブックに、増水と水際の草の注意がまとまっています。
川の水際まで行く遊びは、陸側の草地とは準備が異なります。ライフジャケットなどの装備は国土交通省の水辺の案内を確認し、この記事の草地の虫取りと分けて計画してください。
草地へ持っていく網と図鑑を選ぼう
近所へ持ち歩く小型網には、エーワン ファンキーズ1号 KAT-20BKを紹介します。全長は約39〜86cm、口径は約19.5cmです。子どもが短く持ち、草の上の一匹を狙いたいときにおすすめです。
届いたら一度伸ばして、継ぎ目と縫い目を見ておきます。大きな枠がほしい、長い網を車で運べる、といった場合は虫取り網の比較で選び分けられます。
小学館の図鑑NEO POCKET「昆虫」なら、捕まえたバッタと、草に止まったトンボを同じ一冊で調べられます。気に入った虫のページを開いてから出かけるのも楽しみです。
河川敷の草地で使う網と図鑑
跳んだ一匹を狙い、見つけた虫を調べる。陸側の草地へ持っていく道具を選びましょう。
おすすめの理由: 小型で持ち歩きやすい伸縮網。チャーム楽天市場店の掲載例は全長約39〜86cm、口径約19.5cmです。徒歩や自転車で出かける日の候補になります。
選ぶときに見る所: 販売店により寸法の表記が異なります。購入先の本数と、縮めた長さ・伸ばした長さを確かめてください。丈夫さを優先するなら別のタイプも比べ、届いたら子どもと短い状態から試してみましょう。
おすすめの理由: 現地に持ち出しやすいポケット判。捕まえた虫をその場で調べたい親子におすすめです。
選ぶときに見る所: 持ち歩き用の小さな判型です。写真と文字の大きさが子どもに見やすいかを見て選びます。
捕まえた一匹の脚を眺めたいときは、三晃商会クリーンケースSSもおすすめです。外寸は185×110×150mmです。ケースを直射日光の当たる地面へ置き続けず、日陰で短く観察します。
おすすめ商品 · 観察ケース
フタに通気孔がある透明ケース。保護者が運び、日陰で短く観察する用途に。リュックに入れるときは虫を出してからにします。
日陰が少ない日は、飲む場所も行き先に入れる
河川敷は日陰が少ない場所もあるので、すぐ涼しく休める所の近くを遊ぶ場所に選びます。のどが渇く前にも、親子で飲み物を。出発前に天気予報を見て、暑さが厳しい日や熱中症警戒アラートが出ている日は、屋外の虫取りをお休みします。詳しくは暑い日の虫取りと休み方へ。
自分で開けて飲む水筒には、スケーター SDC6Nのマインクラフト柄(580ml)を先に紹介しています。ミッフィー柄が好きな子には、サーモス FJJ-602WFBもおすすめです。飲み物を入れた重さと、ボタン・ロックを子どもが動かせるかで選んでください。
おすすめ商品 · 水筒
マイクラ柄を持って虫取りへ。580mlの保冷専用ボトルで、ワンプッシュ開閉とロック付き。出発前に、お子さんと開け閉めを試してみましょう。
ボタンを押して開ける、ロックリング付きの水筒。直飲みとコップを選べます。お子さんがロックを外し、閉め直せるかを出発前に試しましょう。直飲みは冷たい飲み物用です。
草に触れる服装と、帰宅後の体の確認はマダニ対策へ。持ち物をそろえる日は親子の持ち物リストも使えます。
同じ草地で、季節が変わるのを楽しもう
前は小さかったバッタが、次に来たら大きく見える。草の色や花が変わり、聞こえる鳴き声も違う。河川敷を何度か歩くと、同じ場所を比べる楽しみができます。
「ここで逃げられたんだよね」と思い出す場所があれば、そこからまた探せます。捕まえた数だけでなく、二人で追いかけた一匹も、後から話せる思い出になります。
草に止まったトンボも狙ってみたくなったら、トンボの捕まえ方で網の動かし方を確かめられます。
河川敷の親子虫取りでよくある質問
河川敷の虫取りは水際へ行かないと楽しめませんか?
陸側の草地でも、バッタ、花に来るチョウ、草に止まるトンボなどを探せます。川に近づくことより、見たい虫がいる草や花を選んで歩きます。
水辺から何メートル離れれば大丈夫ですか?
一律の距離では決められません。草で水との境目が見えない場所や斜面を避け、平らな陸側で、子どもに見える目印を使って遊ぶ範囲を決めます。増水の情報や変化があれば離れます。
バッタが逃げて捕まえられません。
親が着地した所を見て、子どもが網を向ける役割にすると探し直しやすくなります。水際や斜面へ逃げた一匹は追わず、草地で次の一匹を狙ってみましょう。






