ダンゴムシは、歩く姿と丸まる姿を比べてみよう
ダンゴムシを見つけたら、どこへ歩くか、たくさんの脚をどう動かすか、丸い体からどう出てくるかを一緒に見てみましょう。小さな一匹にも、子どもが夢中になれる動きがあります。
透明なケースやルーペを使えば、顔を近づけなくても横や下から見られます。「あ、動いた!」と気づいたところから、その日の遊びを始めてください。
ダンゴムシはどこにいる?落ち葉の下から探そう
庭や公園の、少し湿った落ち葉の下、木の根元、植木鉢の周りを探します。まずは落ち葉を少しめくり、動くものがいないかのぞいてみます。重い石や鉢を動かすときは大人が担当します。
見つけた場所を子どもに教えてもらい、親も同じ高さから見てみます。葉を一枚ずつめくる方が見つけやすい子もいれば、動き出すまで待つのが得意な子もいます。
オカダンゴムシは植木鉢の下など身近な場所で見られます。三鷹市の紹介には、体の特徴や暮らす場所が掲載されています。
親子で試したい三つのダンゴムシ観察

歩き方を横から、下から見る
浅い透明ケースに移したら、まずは横から歩く姿を見ます。次にケースを持ち上げて底からのぞくと、脚が動く様子を見やすくなります。ケースを振ったり逆さにしたりする必要はありません。
成長したオカダンゴムシの歩く脚は、左右7本ずつの14本。昆虫の6本とは違い、エビやカニに近い甲殻類の仲間です。まず「いっぱい動いているね」と眺め、数えたくなったらルーペの出番です。
丸くなった一匹が、歩き出すまで待つ
触れた時などに丸まったら、平らな葉の上に置いて待ってみます。どこから顔が出て、どう脚を伸ばすでしょうか。何度もつついて丸めるより、ほどけて歩き始めるところに注目すると、一続きの動きが見られます。
「まだかな」と待つ時間も面白いところ。子どもがそっと手を出したい時は、親が横で見ながら低い位置で受けます。落とさないよう、座って試すと扱いやすくなります。
大きさや背中の色を比べる
二匹を見つけたら、同じくらいの大きさか、背中の模様は似ているかを比べます。「こっちは小さい」「点がある」と、本人が気づいた違いを聞いてみましょう。
近くに、平たい体で丸まらないワラジムシがいることもあります。背中や歩き方を並べて見ると、どこが違うでしょうか。見つけた全員に名前をつけて、家族だけの呼び名で話してもよいでしょう。
丸まらない仲間が気になったらダンゴムシとワラジムシの違いへ。体の半分だけ白いときは、触って確かめる前にダンゴムシの脱皮と白い体を読めます。
ダンゴムシ観察におすすめのケースとルーペ
歩く脚を見るなら、透明なケースと、広く見える低倍率のルーペが使いやすい組み合わせです。まず一匹を目で追い、止まったところで拡大します。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 道具 | 親子で見てみたいところ | 選ぶ前に確認すること |
|---|---|---|
| YuLago 観察ケース | 横の窓や透明な底から、脚の動きと体の裏側を見る | 約147×71×107mmの小型。持ち運ぶときはケース本体も支える |
| レイメイ藤井 超観察ルーペ EW401 | 大きい3.5倍レンズで一匹を探し、小さい6倍・13倍レンズで模様を比べる | 約35g、長さ132mm。小さな子は親が手を添えて一緒にのぞく |
ケースに移すときは、ダンゴムシが乗った葉を差し入れると、歩いて移る様子も見られます。底から脚を見る間は、葉が視界をふさがない位置に寄せておきます。
ダンゴムシの脚と模様を見てみよう
透明ケースと低倍率のルーペで、いつもは見えない体の裏側へ。大きさを見比べて、のぞきやすい道具を選びましょう。
おすすめの理由: 拡大窓付きのケース、小型の網、ピンセットをまとめて選べます。捕まえてから近くでのぞく遊びまで楽しみたいときに。
選ぶときに見る所: ケースは147×71×107mmの小型です。トンボなど大きな虫も入れたいなら、広いケースも比べましょう。
おすすめの理由: 3.5倍の大きなレンズで形を見つけ、6倍・13倍の小レンズで同じ場所を見比べられます。
選ぶときに見る所: 本体35g・高さ132mm。小さな子は親が手を添えて、一緒にのぞくところから始められます。
ルーペを渡すときは「太陽はのぞかない」と一言。ケースは日陰に置きます。見終わったら、見つけた落ち葉の下へ戻して、手を洗います。
写真の本で、ダンゴムシの暮らしをのぞいてみよう
「何を食べているの?」「小さいダンゴムシはどこから来るの?」と話が広がったら、『ダンゴムシ 落ち葉の下の生き物』を親子で開いてみてください。体や暮らしの写真に加え、飼育情報や図鑑もある一冊です。観察した姿と写真を行き来すると、次に見てみたいことが見つかります。
出版社の案内によると、対象は小学校低学年からで、A4変型判・64ページです。持ち歩く小さな図鑑とはサイズが違うので、家で広げて読む本として使えます。幼児とは、親が読んで写真を指さしながら楽しめます。
おすすめ商品 · ダンゴムシの写真の本
体や暮らしを写真で見る、A4変型判・64ページの本。出版社の対象は小学校低学年から。幼児には親が読んで、気になる写真を一緒に眺める一冊に。
家で育てたくなったら、迎える前に土・餌・湿り具合を整えるダンゴムシ飼育へ。歩く向きを記録したい小学生には、短い迷路で比べる自由研究もあります。
次は子どもに「いる場所」を案内してもらおう
次のお出かけでは「あのダンゴムシ、どこにいたっけ?」と聞いてみてください。前に見つけた場所へ行き、今日もいるか探すだけで、同じ公園に楽しみができます。
前は親が見つけていたのに、今日は子どもが先に教えてくれる。その変化も、一緒に虫を探す面白さです。写真を残したくなったら、昆虫写真の撮り方へ進めます。
親子のダンゴムシ観察でよくある質問
ダンゴムシを触れない子も楽しめますか?
葉っぱの上を歩く姿や、透明ケースの外から見るだけでも楽しめます。触るかどうかは、触りたくなったときに本人が選べます。
家で育てることもできますか?
飼育もできます。通気する容器、乾きすぎない土、隠れる落ち葉、食べ物などを用意してから迎えます。この記事は外で見つけて観察する遊びが中心なので、続けて育てる場合は、飼育資料で環境を調べるところから。
ダンゴムシは昆虫ですか?
昆虫ではなく、エビやカニに近い甲殻類です。成長したオカダンゴムシの歩く脚は14本、アリなどの昆虫は6本。見つけた生き物の脚を数えると、仲間の違いも話題になります。
関連記事
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- 子ども用ルーペの選び方:小さな脚や模様を見たいときに。
- テントウムシの観察:別の身近な虫にも会ってみたいときに。
脚と分類の説明は栃木県立博物館のダンゴムシ講座も参照しました。






