冬の虫探しは、卵や隠れた虫を見つける遊び
冬は、低い枝、木の幹のくぼみ、落ち葉の下をのぞいてみましょう。 昆虫は種類によって卵・幼虫・さなぎ・成虫など、冬を越す姿が違います。夏に見た虫がどこにいるのか、親子で探す楽しみがあります。
葉が落ちた枝に小さなかたまりを見つけたら、「春には何が出てくるのかな」。虫が動き回っていなくても、次の季節が楽しみになる発見ができます。
12月の散歩を具体的に決めたいなら、12月の虫探しの歩き方へ。この記事では、冬を越す姿の違いを知ってから、親子の目当てを選びます。
冬の公園では、こんな場所を見てみよう
表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 探すところ | 注目するもの | 親子で楽しむ問い |
|---|---|---|
| 手が届く低い枝や枯れ草 | カマキリの卵を包む卵鞘など | どの枝についている?どんな形? |
| 木の幹のくぼみやすき間 | 隠れている小さな虫 | こんな場所に入れるんだね |
| 落ち葉の重なるところ | ナミテントウなど、葉の下で冬を越す虫 | どの葉の下にいた?模様は同じ? |
| 日の当たる草や幹 | 暖かい日に姿を見せる虫 | 同じ場所でも時間で変わる? |
見つかる種類は地域や天候で変わります。まずは前に虫を見つけた公園で、一か所を決めてじっくり見るところから。手が届く低い枝一本でも始められます。冬の目当ては「気になるものを一つ」くらいがちょうどいい。日当たりのよい所で、枯れ草に隠れたツチイナゴが見つかることもあります。夏と同じ所にいても、景色の中に隠れている虫を探す遊びになります。
冬越しの虫は、卵・幼虫・さなぎ・成虫で姿が違う
同じ冬の公園でも、夏と同じ姿で隠れている虫もいれば、卵やさなぎになっている虫もいます。図鑑で成虫の写真を見た後なら、「冬はどんな姿かな」と探す目当てができます。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 冬を越す姿 | 虫の例 | 親子で注目したいこと |
|---|---|---|
| 卵 | オオカマキリ | 枝につく卵鞘の形と、ついている場所 |
| 幼虫 | カブトムシ | 土の中で過ごす姿。飼育している子は、夏の成虫と見比べる |
| さなぎ | アゲハ | 枝や壁などについた姿。春に出てくるチョウを想像する |
| 成虫 | ナミテントウ、ツチイナゴ | 葉の下や枯れ草で隠れる場所と、体の色や模様 |
こどもの国の冬越し解説にも、こうした姿の違いが写真付きで紹介されています。表は身近な種類の例です。冬の越し方は、チョウやバッタの種類によって違います。
同じ姿を見ていても、幼児なら「色や形を一つ見つける」、小学生なら「成虫の写真と比べる」と、楽しみ方を変えられます。虫に触れたくない子も、写真を撮る、見る枝を選ぶ役で参加できます。
ナミテントウを見つけたら、冬のテントウムシの模様と居場所の観察へ。飼っているカブトムシの幼虫が気になる家族は、冬の幼虫の世話で、外から確認するポイントを見られます。
カマキリの卵を見つけたら、形と場所を覚えておこう
カマキリの卵は、卵鞘という泡が固まったような包みに守られています。枝や草についているかたまりを見つけたら、形や高さを眺めてみてください。写真を撮っておくと、図鑑の写真と見比べられます。
かたまりの中が気になったら、カマキリの卵鞘と卵の違いを示した図へ。割らずに分かる形や、枝への付き方を比べられます。
枝についたまま場所を覚えておけば、春に同じ場所を訪ねられます。家の暖かい部屋へ持ち込むと、屋外より早くふ化することもあるため、春の変化を追う遊びならその場所で続けるのがおすすめです。
「どの枝を選んだんだろう」と親も予想を話してみてください。高さや日当たりの違う場所で見つけたら、形と一緒に比べる楽しみが増えます。
落ち葉の下は、親子で少しずつのぞく
落ち葉をめくってよい場所で、一枚ずつめくる係と、虫を探す係に分かれてみます。動きが少ないときは、そのまま姿を見ましょう。葉の裏と地面に、丸い背中や脚の形は見えるでしょうか。見終わった葉は戻しておくと、見つけた隠れ場所を残せます。幹の皮をはがしたり、管理者が巻いたわらを外したりせず、見える範囲で探します。
知らない虫がいたら、まず姿を見て図鑑と比べます。木の幹のすき間には、触ると刺すサシガメの仲間が隠れていることもあるので、分からない虫を指でつままず、形を見て調べます。虫や卵の表面をもっと見たい時は、ルーペを使って少しずつ距離を変えると、模様がはっきり見える所を探せます。使う時は太陽や強い光に向けません。
冬の疑問が一つ決まったら、ミノムシの中身と冬の観察、冬にアリが見えない理由、アゲハのさなぎの冬越しへ。枝や巣を壊さずに確かめられることを紹介しています。
冬の探検に持っていきたい図鑑と観察道具
見つけた姿の写真を家でじっくり調べるなら、小学館の「図鑑NEO 昆虫」が候補です。子どもが気にした虫のページを一緒に開き、写真と形を比べたり、次に見たい虫を選んだりできます。持ち歩く小型版とは大きさが違うので、家で開く一冊として選びます。
細部を見る道具には「レイメイ藤井 超観察ルーペ EW401」。本体は高さ132mm・35gで、大きいレンズから見たい所を探せます。小さい子は、親が手を添えて、一緒にのぞきます。親子で同じ模様をのぞき、「肉眼では見えなかったね」と発見を教え合えます。
外で小さな模様を見たいのか、帰宅後に写真と図鑑を広げたいのか。次の遊びを思い浮かべると、先に用意したい道具が決まります。
外でのぞくルーペ、家で広げる図鑑
虫や卵の小さな部分をその場で見たいならEW401、家で写真を広げて調べたいなら図鑑NEO 昆虫。使う場所に合う一品があると、見つけた後の楽しみが増えます。楽天は商品ページ、Amazon・Yahoo!は商品名の検索結果です。型番・書名と送料を確かめて選んでみてください。
おすすめの理由: 3.5倍の大きなレンズで形を見つけ、6倍・13倍の小レンズで同じ場所を見比べられます。
選ぶときに見る所: 本体35g・高さ132mm。小さな子は親が手を添えて、一緒にのぞくところから始められます。
おすすめの理由: 家で広げて、写真や解説をじっくり調べる一冊としておすすめ。持ち歩くポケット図鑑とは使い分けます。
選ぶときに見る所: 大判でDVDつき。置き場所と、DVDを再生できる機器があるかを見ておきましょう。
¥2,420(楽天・掲載時の価格)
春になったら、同じ場所をもう一度訪ねよう
冬に見つけた枝や木を写真に残し、春のお出かけで見比べてみます。「あのかたまりはまだある?」「近くに小さな虫がいる?」と、前の発見を頼りに探せます。
答えがすぐ分からなくても、同じ場所に通ううちに、子どもが先に変化を見つける日があるでしょう。季節をまたいで知っている木ができることも、親子の虫探しの楽しみです。
冬と春の写真を、並べて見たくなったら? 季節の変化を残すページは手作り昆虫図鑑で作れます。
冬休みの課題としてまとめるなら、捕まえずにできる昆虫の自由研究へ。卵の形、同じ場所の変化、図鑑で調べる冬越しから、日程に合うテーマを選べます。
冬の虫探しでよくある質問
雪がある地域でも同じように探せますか?
雪や気温によって見られる場所は変わります。この記事は地面や低い枝が見える公園での例です。外で探しにくい日は図鑑で冬越しの姿を調べ、雪が解けたら見たい場所を選んでおけます。
虫が見つからない日はどう遊びますか?
枝のかたまりや葉の食べ跡など、気になるものを一つ探してみます。夏の写真と景色を比べる遊びにも切り替えられます。
冬の虫は必ず寝ていますか?
種類や天候で違い、暖かい日に動く虫もいます。冬は姿が見えない日もあるため、一度見つからなくても日を変えて同じ場所を訪ねてみましょう。
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