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虫を探す

セミの抜け殻はどこにある?親子の探し方

葉についたセミの抜け殻を見つけた家族PR記載も含みます。

セミの抜け殻は、木の幹だけでなく、低い枝や葉の裏、手すりや柵、木の根元も探す場所です。しゃがんで葉を下からのぞくと、見える範囲が変わります。朝早くなくても探せます。取る前に見ておきたい所も紹介します。

セミの抜け殻は、幹だけでなく葉の裏にもある

セミの抜け殻は、木の幹、低い枝や葉の裏、近くの手すりや柵、木の根元を探してみましょう。 子どもの目の高さで幹を見たあと、しゃがんで葉を下からのぞくと、立ったままでは見えなかった抜け殻に気づくことがあります。

一つ見つけたら「次も同じ所かな?」と、近くの葉や少し違う高さへ目を向けます。生きたセミのように飛んで逃げないので、初めての虫探しでも形を確かめながら楽しめます。

抜け殻が見つかる場所と、探すときの目線

同じ葉に対して高い目線から表を見る視線と、低い目線から裏を見る視線を比べた図
しゃがんで、葉の下からのぞいてみます。 図を選ぶと拡大できます。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。

探す場所見るところ見つからないときの工夫
木の幹茶色い体や、樹皮から出ている脚の形正面だけでなく、横や裏へ回って見る
低い枝・葉の裏葉の下側や、枝につかまった形しゃがみ、空を背景に輪郭を見る
手すり・柵横棒の下や柱の側面木に近い部分から順に見る
木の根元・地面落ち葉の上に落ちている抜け殻木の周りをゆっくり一周する

桐生自然観察の森の記録にも、木の幹や葉の裏で見つかった抜け殻が紹介されています。葉が重なっている所は、一歩横へずれるだけでも見える範囲が変わります。

高い所にしかないと思っても、根元を見てみてください。環境省の北の丸公園の観察記録では、風で根元へ落ちた抜け殻も紹介されています。最初は、子どもが届く場所で、自分で見つけて取れる一つを探してみましょう。

親子で探すときは、一つの木から周りへ広げる

まずは、夏にセミの声がする公園や林へ

木のある公園や遊歩道など、親子で歩きやすい場所から始めます。夏にセミの声を聞いた所は、候補を考える手がかりになります。見られる時期は地域や種類で変わるため、公園の自然だよりに「抜け殻」の写真がないか探す方法もあります。

古い記事を見つけたら、撮影された季節を参考にします。その木に今日も残っているとは限りません。近所の候補が決まらないときは、虫取り場所の探し方から始められます。

一つ見つけたら、子どもに次の場所を選んでもらう

最初は親子で同じ木を見ます。親が先に見つけたら、「葉の下から茶色い脚が見えるよ」と、見える特徴をヒントにしてみてください。

子どもが一つ見つけたら、次は「幹の裏を見たい」「隣の葉も見たい」と本人が選ぶ番にします。たくさん歩き回らなくても、見る向きや高さを変えるだけで探す場所が増えます。

朝だけでなく、明るい時間にも探せる

抜け殻は、セミが羽化したあとに残ったものです。朝早くなくても見つかります。明るくて足元や葉裏を見やすい時間に探せます。夏は、歩く時間を暑さの弱い時間帯に合わせましょう。

「抜け殻ができるところも見たい」となったら、次の楽しみに親子で見るセミの羽化があります。抜け殻探しと、羽化している途中を見る観察は、分けて計画できます。

抜け殻を取る前に、付いている姿も見よう

手に取る前に、「どの向きで付いている?」「脚はどこにつかまっている?」と見てみます。あとで並べると、どんな場所にあったかが分からなくなるので、気になる一つは付いている姿を覚えておきましょう。

持ち帰れる場所では、空の抜け殻をそっと支え、引っかかっている脚を一つずつ外してケースへ入れます。体を強く握ったり、脚だけを引っ張ったりすると壊れやすくなります。葉をちぎる必要はありません。

まだ中に体があり動いているものは幼虫です。羽化の途中なら付いている場所を動かさず、そのまま様子を見ます。空の抜け殻なら、背中の割れ目や体の中を子どもと確かめてみてください。

見つけた抜け殻から、セミの形と暮らしを調べよう

細部を見るEW401と、家で開くNEO。子どもが気になったところを一緒に確かめる道具です。

見つけた抜け殻を、近くで見比べる道具

道具は、見つけた後にしたいことから一つ選べます。脚や割れ目を大きく見るならルーペ、つぶさず持ち帰るならケース、場所を残すならノート、暮らしも調べるなら図鑑です。

脚や背中の割れ目を見るルーペ

レイメイ藤井の超観察ルーペEW401は、3.5倍・6倍・13倍のレンズを備えています。まず低い倍率から、抜け殻の脚先や背中の割れ目へ目を向けます。「こんな形だったんだ」と、肉眼では気づかなかった部分を探せます。

本体35g・高さ132mm。小さな子は、親が手を添えて、一緒にのぞきます。太陽をのぞかず、使い終わったらしまいます。

つぶさず持ち歩きたいときのケース

三晃商会のクリーンケースSSは、幅185×奥行110×高さ150mmの透明ケースです。見つけた抜け殻を押しつぶさず入れ、帰ってから並べて見たいときにおすすめです。詰め込みすぎず、そっと持ち歩きます。

おすすめ商品 · 観察ケース

フタに通気孔がある透明ケース。保護者が運び、日陰で短く観察する用途に。リュックに入れるときは虫を出してからにします。

セミの暮らしも知りたくなったら、NEO「昆虫」

小学館の図鑑NEO〔新版〕「昆虫」DVDつきを、家で調べる基本の一冊におすすめします。抜け殻を見たあとで成虫の写真や暮らしを調べると、「ここから羽のあるセミになったんだ」と観察がつながります。

抜け殻の種類を細部で見分けるときは、抜け殻専用の資料も合わせて使うと比較しやすくなります。NEOを専用の識別図鑑として選ぶのではなく、セミとほかの昆虫を広く調べる一冊として使ってみてください。図鑑選びは低学年向けの昆虫図鑑でも紹介しています。

見つけた場所を残す、自分用のノート

コクヨの測量野帳セ-Y3は、小型で硬い表紙のノートです。「木の裏」「葉の下」「自分の肩くらいの高さ」のように、見つけた所を短く書く用途に向きます。形を大きく描く日は、印刷できる観察ノートも使えます。

おすすめ商品 · 観察ノート

持ち歩く自分用の観察ノートに。小さな方眼へ、見つけた虫の絵や時刻を書き込めます。

見つけたあとも、同じ・違うを探してみよう

二つ見つかったら、並べて大きさ、色、脚、泥の付き方を見ます。同じように見えても、よく見ると違うところがあるかもしれません。名前当てを急がず、子どもが気になった部分から比べましょう。

場所の違いが気になったら、「葉の裏と幹、どちらで見つけた?」を振り返ります。翌日に同じ場所を見ることもできますが、前の抜け殻が落ちたり、取り除かれたりすることもあります。見えた数の増減だけで、その日に羽化した数とは決めません。

自由研究にしたくなったら、低学年の抜け殻自由研究へ。探すだけの日は、気に入った一つを親子で眺めて終わってもよいのです。

セミの抜け殻の探し方でよくある質問

木の高い所にしかありませんか?

低い枝や葉の裏、近くの手すり、根元でも見つかることがあります。幹を見上げるだけでなく、しゃがんで見る向きも試してください。

抜け殻が壊れていたら、観察できませんか?

残っている脚、体の節、背中の割れ目などを見られます。どこが壊れているかも分かるようにし、完全な形を比べたいときは別の抜け殻も探せます。

全然見つからないときはどうしますか?

幹の正面から葉の裏へ、木の上から根元へと目線を変えます。それでもなければ、近くの別の木や、地域の観察情報に出ている場所を候補にしてみてください。

持ち帰らなくても楽しめますか?

付いている向きや場所を見て、次の抜け殻と比べられます。持ち帰れる場所なら、そっと外して手元で形を観察する楽しみもあります。

次に歩くときは、子どもに葉の裏を案内してもらおう

一度見つけると、いつもの道にも「前は見ていなかった場所」が増えます。次は子どもが先にしゃがみ、「ここにもあるよ」と親へ教えてくれるかもしれません。

見つけた木や葉を親子で覚えておくと、翌年も同じ道を歩く楽しみになります。「去年はこの葉の裏で見つけたね」と話しながら、その年の一つを探してみてください。

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